2010年6月14日月曜日

クラフトフェアまつもと

クラフトフェアまつもと」に行って来ました。
クラフトフェアまつもとは、松本と工芸の深い関わりに着目し、そこに新たなエネルギーを加えようという企画「工芸の五月」のイベントのひとつ。


全国から250名を超えるクラフトマンが長野県松本市のあがたの森公園に集まり、作品の展示・販売や、ものつくりの実演が行われます。
今年で26回目の開催で、このジャンルの野外イベントとしては歴史の長い一大イベントです。

あがたの森通りは、会場である「あがたの森」へと急ぐ人でいっぱいです。

あがたの森の入り口付近も、やはり人だかり。
会場の情報を事前に知りたいところですが、パンフレットは作っていないとのこと。
(籠編みの師匠のテントを見つけるのに、実際一時間近く探してみつけられなかった)

入ってすぐのところに、旅する本屋「traveling COW BOOKS 」があり、工芸に関係する本が沢山ならんでいました。

会場のは広く、ビッシリとテントが並んでいます。
これは、しっかり見ていくと一日がかり。
松本市内観光とは日を分けたほうが良さそうです。

陶芸、織物・衣類、アクセサリー、オブジェ、家具の出展が多いですが、糸や布等の素材販売も。
美術工芸やアートといった趣向の出展が多く、工人の手による工芸品はあまり多くなかったようにおもいます。ああ、だから「クラフト」なのか、と納得しました。

これはスゴイなという作品や、かわいいアクセサリーもたくさんあって、目移りして大変です。
取るに足らないレベルの作品もあるけれども...

おやおや、どこかでお見かけした方も多いです。
このようなフェアを専門に全国出展してまわる方もおられるのでしょうか?
意外とこの世界は狭いのかもしれません。

やっと師匠「うえの」さんのテントにたどりつきました。
愛犬のペルも一緒です。
早速、新作の籠を見せていただきました。
とても難しい技巧でビックリ。

まだまだ会場を見て歩きたい気持ちだけど、残念ながら時間切れです。

会場からの帰り、中町を通りました。
ゆっくり見歩きたいのですが、クラフトフェアの影響でどこも人がいっぱい!
落ち着いて品定めする余裕はありませんでした。

今晩はテント泊ですが、食事は街で食べていこう。
ということで、観光ガイドに乗っていた「民芸レストラン」に行ってみるけど長蛇の列。
みんな考えること同じなのね。

とっとと諦めて、どこかで美味しいもの食べれないかと散策。
うなぎ「観光荘(やなのうなぎ)」に入ってみる。
結構お客さんが来ていて、注文を受けてから調理するので少し待たされます。
だけど、これが本当に美味しい!
私は実はうなぎがあんまり好きじゃない。
だけど、炭火でカリッと香ばしく、かつジューシーに焼き上げられて苦手な泥臭さがまったくありません。
こりゃ、大当たりだったね、とダンナと大満足。
よくよく調べてみると、開店して1週間の諏訪の名店の支店みたい。

クラフトフェア、一番の問題は交通アクセスでしょうか。
当日の朝はニュースになるほどの渋滞ぶり。
松本駅を中心に市内を無料バスが巡回してはいるけど、駐車場の情報が少ない。
どうしてもクルマで来ざるおえない事情というのはあるもので、少し困る。
関係者や出展者は公園の駐車場を利用できるので良いでしょうけど・・・
(冊子にはしっかり駐車場が掲載されていますが、事前に入手はできないでしょう)