2011年1月17日月曜日

カルトナージュ



カルトナージュに夢中です。

佐藤ちひろさんの本 『ちいさな刺しゅうの箱』に載っている裁縫箱にチャレンジしてみました。

この本は眺めるための本と思っていたのに、手を出してしまいました。

無茶なのは分かっているけど「要らないものを作るより、欲しいものを作りたい!」



最初の難関は、厚さ2㎜の紙を切口をキレイに、ライン通りに切る事。
力を入れすぎてるのでしょうか、2㎜の厚が肩にキマス。

箱を組み立て、布を貼って、
勝手に完璧な出来上がりを想像し、「カワイイ~」の連発。
途中、旦那に何度も感想を求めたのでちょっと迷惑がってたかも...

カルトナージュの本によって少しづつ作り方が違うみたい。

ロバの刺繍もつけて、外箱の出来上がり。


後は、中に入れ込むトレイを作ったら出来上がり。

確かに難しかったけど、楽しく作ることができました。

2011年1月14日金曜日

ウィキッド:Wicked を観に行きました

「オズの魔法使い」のサブストーリーをアレンジしてミュージカル化した作品。

ブロードウェイで大成功したものを、劇団四季が日本語で公演、もうすぐ(2月に)千秋楽。

肌の色が緑色であることから、虐げられてきたエルフォバと、いつも人気者のグリンダ。
二人は歪みあうが、やがて絆を深めていきます。
二人はそれぞれの信念によって進む道を分かちますが、お互いの絆は永遠だった。
男性を巡って三角関係や、偽り、犠牲、おもいやり。

前半は学生生活からエルファバの決起まで。
華やかで、第一幕最後の歌は最高。
エルファバがブレイクスルーする瞬間の爆発力を感じる爽快な歌だった。

後半は、「オズの魔法使い」の伏線など面白い内容はあるけど、基本的には下り坂な内容。
エルファバはたった一人の友人にからさえ隠れて生きていく。

Wicked が人種差別や湾岸戦争を背景にしたミュージカルだということを思うと、見えてくるテーマもあるかもしれない。

全体的なテーマは、友情と信念かな?
とにかくエルファバの信念を貫く強さが感動的で、グリンダの軽さがそれを際立たせている。
離れていても、二度と会えなくとも、お互いをおもいやるというエンディングが、切なすぎる。

やっぱり劇団四季。
特に主役のエルファバの役者さんは、声量もすごいし、歌い方も声楽っぽくなくてすごくカッコ良かった。
さすがだなぁ…
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2011年1月12日水曜日

道場の百丈岩へハイキング



先週は六甲山にハイキングにいったいところだけど、今度は「道場の百丈岩」にいってきました。

友人が「面白い!」と言っていたのを思い出して、調べてみるとお手軽コースっぽいので。

道場はJR福知山線の駅で、宝塚と三田の間にあります。
お隣の武田尾駅付近ではメジャーな廃線跡コースもあります。

道場駅がスタートとゴールになるので、電車でアクセスするのが良いですが、駅前には1日500円の駐車場もあります。

我が家からは車でサクッと行ける場所で、帰りに寄り道したかったので、車で乗り付けました。

その道ですが、宝塚からのアプローチは結構細い道でした。宝塚からカートランドを横に北上する道は大丈夫ですが、希望の家の分岐を左折して、川下川ダム脇を抜けるあたりは、なかかなかの秘境道です。新名神の工事中でもあって、路面も結構泥だらけでした。

混雑がなければ、三田から回ったほうが快適で速いかもしれませんね。

さて、道場駅はのどかな無人駅。
駅前に商店が一軒、少し南西に食堂があるくらいです。
ロータリー横に紙なしトイレがあります。

駅前の道沿いに進んで橋をわたると、すっかり田園風景。
谷に向かって進んでいきます。

少しいくと、新名神の工事でコースが一部閉鎖されているという標識が。
素直に従って、民家の裏を登っていきます。

積雪があるかなぁ、と思っていたけど、ふかふかの落ち葉の絨毯でした。
キツくもなく、だるくもない、ちょうどいい登りでした。そして、飽きる前に尾根道に出る事ができます。

尾根近辺はシダが多いジュラシック風。
いつの間にか岩中心の地面になってる。

尾根には分岐があって、百丈岩とは反対の方角には溜め池もあります。一応行ってみましたが、なんだかうら寂しいフインキでした。
工事でコースが閉鎖されていなければ、バリエーションになるのだけど、現在は袋小路。

百丈岩付近の三角点に到着。
昼食にちょうどいい感じ!

それにしても、すごい崖。
ダンナは高さにフラフラしてて、かなりびびってました。

昼食は鍋焼きうどんとおにぎり。
食後にコーヒー。

真冬のせいか、だーれもいないので、ゆっくりできました。
暖かい季節にきたら、クライミングをする人を見物できて、それはそれで楽しいのかも。


三角点からすこし下ると、本格的に「百丈岩」がお目見えします。
すごい高さがある岩肌です。
ちょっとしたハイクで、これほどの景観が見れる事はちょっとしたビックリです。

百丈岩から売店までの下りは鎖場が連続した急勾配。浮石が少ないので、難しくはないです。

道にまで降りて谷に向かって進むと、百丈岩を真下から見上げる事ができます。

売店付近にはトイレがあります。

売店にはオフシーズンだからか、あまり商品は並んでいなかったけど、中でなんとイノシシを解体していました。

売店からの帰りは、しっかり舗装された道路だけど、田園風景が気持ちいい。

かわいいツリーハウスもあったけど、なんだか会員制の施設みたい。

歩き終わってみると、やっぱり売店側から登ったほうがいいコースかな?
百丈岩直下の岩場の登りはきっと下りより楽しいでしょう。
でも、初めてなら、逆回りでいきなり現れる百丈岩もドラマチックで捨てがたいなぁ。

道場の付近には千刈ダム周辺コースもあります。
六甲山はアクセスもよく、バリエーションに富んだ楽しい山だけど、いかんせん人が多い。
道場近辺は、面白い割りにまだ六甲山ほどメジャーでもない印象です。
長いコースをとりにくいかも知れないけれど、お手軽で満足感がありました。

また、ちょいと出掛けたい時に歩いてみたいです。

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2011年1月4日火曜日

ハイキング:芦屋から六甲山を越えて有馬温泉へ

久しぶりにハイキングに行ってきました。
最近は色々あって、家から出かける事も少なくなってましたが...

新年、明けましておめでとう!
そんなカンジで、六甲山にお出かけです。

そこそこ寒いはずだけど、歩いている間は暑いぐらいだし、長い停滞もしないつもりなので(去年はポンポン山で日の出を待って、とても寒かった。)わりと着るものは少なめに。

10時くらいに芦屋駅に到着。
全行程で5時間、休憩入れて6時間くらいだとして、夕方4時くらいに有馬温泉に到着する計画です。
本当は日暮れに充分な余裕を持った計画にしたいトコロで、3時くらいには到着するようにするべきなんでしょうね。

芦屋駅から高座の滝
芦屋の高級住宅地を、デカイ家だな、バブルな家だな、とか品評しながら坂を登る。
砂防ダムを横目に滝に到着。
舗装はここまで。トイレも六甲頂上までないので、ここで済ましておく。

滝から風吹岩までは、コースのバリエーションが豊富です。
今回は有馬温泉まで歩きぬくのが目的なので、一番楽(だと思う)でメジャーな尾根コースを行きます。
尾根のコースでは時々、奇岩や景色を楽しめる。高圧電線の鉄塔までくると風吹岩までもう少しです。
風吹岩は六甲山のハイキングコースの交差点じゃないかな?
芦屋という街から一気に登った高さを体感できて、瀬戸内海まで見通せます。
休憩にもってこいだけど、体が冷えきらない程度に。

横池、カントリークラブを経て、雨ヵ峠
風吹岩から雨ヵ峠までは楽チンで風景が色々変わって楽しい。

横池に寄り道すると、結構しっかりと凍っていた。

ゴルフ場を抜けると、水場があります。
雨ヵ峠でお湯を沸かすなら、ここで補給。
でも、水が出ないときもある様子なので注意。

雨ヵ峠に到着。
ここは東お多福山のふもとで、本庄橋への道との交差点でもある。
あずまややベンチがあって、昼食にもってこい。(シーズンには結構人で賑わう)
ここまで来ると結構積雪してます。

昼御飯は、アルファ米の五目ご飯、インスタントラーメン。
アルファ米、初めて食べたんだけど、さっぱりした味付けで美味しい。でも、20分って結構時間かかるのね。

本庄橋、七曲り、六甲山頂。
本庄橋を横目に過ぎて七曲。
七曲は一気に六甲最高峰まで登る道。
結構足も疲れてきて、結構しんどい!

七曲は、たぶん七回折り返す事もに由来するんだと思うけど、数えてみると、尾根側と谷側の入れ替わりが七回っぽいなぁ。

山頂にほど近い一軒茶屋。
辺りはすっかり雪景色です。

道路を越えて、六甲山山頂を目指します。
なんてことない坂なんだけど、雪でツルツルでおっかない!
ストックがあったから大丈夫だったけど、アイゼンを持ってこなかったのを後悔。

六甲山山頂はかなり殺風景。
アンテナ塔が不粋。
でも、今まで登ってきた北摂山々が見渡せる景色は流石の六甲山。

さて、いよいよ下り。
住吉道(魚屋道:トトヤ)を下って有馬温泉を目指します。

有馬側は北斜面。
雪でが積もって、しかも結構ハイカーも多いのでカチカチのツルツル。
この時期にアイゼンが無いってのは、無謀だったね。
登山靴でだめだったら諦めてロープウェイで降りていたと思う。

それでも、有馬温泉まで楽しく下れた。
危なっかしさで緊張しながら下れたからかな?
それに、雪の山道は本当に綺麗。

有馬温泉には虫地獄・鳥地獄わきに出る。
なんだか山装束のハイカーには似つかわしくない旅館街ではあるんだけど、酒饅頭を食べて、足湯につかって、今日の行程を振り返るというのは、最高の贅沢かもしれない。

有馬温泉からの帰りは、いくつも交通手段があるので心配ない。
バスで芦屋にも大阪にも出れるし、神戸電鉄で神戸や三田にも出れる。
結構便数も多いけれど、最終の時刻だけは確認しておかなくちゃね。

六甲山は街に程近く、コースのバリエーションも豊富で飽きない。
途中でしんどくなってもエスケープコースも選択しやすい。
でも、それだけに迷いやすい場所も多いかもしれない。

しっかり地図を確認しておかなくちゃね。


より大きな地図で 芦屋川から有馬温泉 を表示