2009年12月27日日曜日

映画・AVATER (アバター)を見てきました

ストーリーは「冒険活劇」のパターンで、古臭い。
SF版「ダンス・ウィズ・ウルブス」というのがぴったり。


率直な感想、
私:「分かりきったストーリーを長々と・・・」
ダンナ:「とても、面白かった」

バッサリ評価が分かれてしまう映画だけれとも、意見が合った点は、
「映画としてとても見ごたえがあった。」

でも、そんな単純明快なストーリーだから、綺麗な映像に集中できるのかも....

映画館に広がる3Dはとてもリアルで、「見上げるシーンで見上げてしまった」ぐらい。
是非、映画館の大画面 + 3D で楽しんでもらいたいです。

長めの映画だけど映像からは目が離せない、見終わった時にはヘトヘトになります。

  • できるだけ、座席が良い映画館がいいでしょう。
  • 3Dメガネは、メガネをかけている人は上からかけることになる、合わない場合があるのでコンタクトがオススメ。

2009年11月9日月曜日

生駒山ハイキング

生駒山(いこまやま・いこまさん)は、奈良県生駒市と大阪府東大阪市との県境にある標高642mの山。
コースは石切参道商店街、山上遊園地を経て宝山寺方面へ抜けるという、盛りだくさんな内容。
遠足感覚で楽しいボリューム。

11:45
車を駐車して、石切商店街に突入!
年配の方々で結構な賑わい。
お煎餅や、焼餅など魅力的なお店が・・・

ここはガマンして、帰りの楽しみにしておこうっと。

12:00
ほどなく、道の傾斜が強くなってくる。
石切駅付近まで来ると、さらに上を目指すのは、ほぼハイカーのみ。
早いペースの人、ずっと楽しそうにおしゃべりしてなかなか進まないおばさんたち・・・
色々なハイカーがいるものです。

ダンナと食べ物の話をしながら歩いていると、ふとダンナが
「言っておくけど、今来た道、帰りには通らないよ」
がーん!

途中、ツタを探してみたり、なんじゃこの木の実は?とか言いながらさらに進む。

12:45
興法寺の手前は迫力のある石の階段。
お手入れ中で中には入らなかったけれど、いい感じのお庭がのぞけました。

13:00
少し登ると、ぬかた園地の看板。
アジサイ園が目玉らしく、舗装路も整備されている。
山上遊園での休憩も良いけど、落ち着いてオニギリを食べるなら、ココが良いかな。

11月に入って、もしかして寒いかなと思ったけれど、
座って休憩すると、身体が急に冷えてくる。

13:40
ぬかた園地から山上遊園を目指して歩き出すと、ごつごつした石畳が現れる。
少し歩きにくい。

13:50
スカイラインに出ると、目の前に遊園地が現れる。
生駒山の頂上を目指すには、遊園地に入る(無料)わけだけれども、ゴンドラ(スカイシャトル・有料)に乗るか、ウンザリするコンクリートの階段を登るかの選択を迫られる。

生駒山の頂上、一等三角点はSL列車のコースの真ん中!
係員に声をかけて、記念写真を取らせてもらう。

14:15
山上の遊園地は、そこそこ人もいるけども、そこそこ風もあって小寒い。
とっとと生駒ケーブルの生駒山上駅脇の小道を下っていく。

途中、ケーブルの踏み切りでファンタジーな車両を眺める。

結構くだりの勾配も急。
だんだん脚に効いてくる・・・

14:50
宝山寺近辺まで来ると、運動不足夫婦の脚はへれへろ。
さらにココからは石の階段をひたすら下るので、ヒザは大笑いです。

15:30
生駒駅に着く頃には、おなかペコペコでした。
近鉄けいはんな線で新石切駅に到着。
帰りにドンキホーテでハンバーグをむさぼり食いました。

秋の山里は、いろんな発見があって、歩きやすい。
生駒山は、石切参道の楽しさ、ぬかた園地までの清涼な山、山上遊園のパラダイス具合・・・
3~4時間ぐらいの気軽な行程で、しんどければ、ケーブルを使ってもいいし。
なんといっても、大阪の中心部からでもほど近いです。

2009年10月15日木曜日

籠編プチ留学

京都発の夜行列車で新潟に出発!

今年6月、「会津若松工人祭り」の体験ブースで編み組を教わって、すっかり虜になった。
今回はその『山里のめぐみ工房うえの』の上野広秋さんの「なんでも教えてあげるよ!」というお言葉に甘えて、新潟魚沼市のお宅に、3日間の籠編みプチ留学へ出発。

2ヶ月前から大阪のカルチャーセンターで、何も知らないよりはいいかと籠編みを習い準備をおきました。

上野宅の最寄り駅、小出に着くと、ご夫婦と愛犬ペルちゃんで迎えに来てくれました。
(奥さんはもちろん愛用の山ぶどうのバックを持っていられました。)
車で20分ほどで工房に到着。

お家の裏庭(ココからの景色がとってもステキなんです。)でお茶を一服・・・
その後すぐに素材取りの為に山へ出発!

今回のもう1つの目的は、アケビの蔓取りにつれって行ってもらうことでした。
せっかく籠編みを教わっても材料が無ければ作れないし、材料の採取の仕方が分かれば、ハイキングのついでに材料も探せるかもしれません。

雨の降らないうちに出発。
車で10分ぐらい走って、畑と藪に挟まれた道路脇に車を置き・・・

  • 鋲付の長靴
  • 皮の作業手袋
  • 厚手のズボン
  • 腰に紐を結びつけ(採取したアケビを束ねる用)
  • ウィンドブレーカー
  • 頭から手ぬぐいを巻き
  • 帽子プラス虫除けネット
  • 右手に鎌

という完全防備にて山に入っていきました。
道なき道を登り、くもの巣と格闘し、色々な草や蔓に絡まれ、汗だくになりながら、アケビの蔓をとってきました。

アケビの実が落ちている地面を良く見て、白っぽい筋があるのでそれを引っ張ると蔓が出てきます。
鎌で根元の分岐点の手前を切ります。
(切り取るところを間違えると次の年に採取できなくなります)

これを節や根っこを綺麗に取り除き、3ヶ月間乾燥させて、初めて籠を編む材料として使えるのです。
たくさんの工程をへてやっと籠になるのです。
編み籠は結構な値段が付きますが、その理由がわかったような気がします。

まずは初心者の私が編めるものとして、アケビと籐で編んだ香台(こうだい)付きの「お鍋敷」に挑戦。

1つ目はお手本を見せてもらい、続きを編みました。
2つ目は復習のために1人で編みました。

このお鍋敷を編むと、米字組み、矢羽編み、素編みなど、一通りの基本的な編み方が理解できるようです。

二日目はカバンに挑戦
カバン用の型にはめて編みます。
力の入れ具合や、編んでいるときの手の持って行き方、色々注意する点があり、多くのことを学ぶことができました。

出来上がってみると・・・少し編み間違いなどもありましたが・・・
なかなか我ながら良い出来です。

くるみ割り、山芋のむかご取り・・・
今まで食べたことも無い美味しい山菜をたくさん食べ、
きれいな空気、美味しい水、のどかな景色、温泉
何もかもがはじめての体験でした。

次回は山ぶどうのつるでの体験をさせてもらえるように、籠のことをもっと勉強したいです。

2009年10月8日木曜日

福島旅行2日目:会津若松工人まつり


いよいよ今回の福島旅行の目玉、「会津若松工人まつり」です。

工人まつりは「全国各地から様々な工芸品が集まり、展示即売される」、いわば工芸のお祭り。
以前から編み籠に興味があった私は、雑誌で紹介されているのを見て、モーレツに来たかったのです。

うわさで、開場の1時間前ぐらいから人気商品が売約済になっていって、
開場の9時頃には、コレと言うものは無くなっている・・・とのこと。前日の会津若松観光で、結構バテ気味だったけれども、市内で早々に「朝マック」して早めに出発しました。

会場は三島町の生活工芸館。
会津若松から車で高速に乗って1時間ほど。
ずんずんと川沿いに走り、ふいんきの良い集落にある旧小学校(現在は森の校舎「カタクリ」)の校庭が駐車場になっていて、送迎バスがピストン輸送してくれます。

会場には早くも人がたくさんいます。

なるほど。
9時前なのにもうお店には商品がほとんど無い!
ちょっと素敵な「山ぶどうのかばん」などは、すでに売約済みなんです。
まぁ、良いものは値段も結構なもの・・・おいそれと手は出せませんが・・・。

そこいらのフリーマーケットなんかとは全くフインキが違います。
自宅の近所でも「ロハスフェア」がありますが、ソレはなんだかブームに乗せられてる感がありますが、
「会津若松工人まつり」はガッツリ「工芸」。本物のスローライフ。

茶色いものが沢山売られています。
山ぶどうの籠、竹の籠、柿渋染めの服などなど、、、、、
お客さんも若い人よりも年配の女性が多い。


楽しみにしていたのは、「体験ブース」。
きっと、籠編みがどんな感じなのが体験できるに違いない!

でも、実際にモノづくりを体験させてくれるブースはさほどありませんでした。
籠編みを教えてくれるブースは「山里のめぐみ 工房うえの」しかありませんでした。

■「山里のめぐみ 工房うえの」ブースで籠編み体験!
正確には籠ではなくて、「くるみの樹皮で作るストラップ」です。

このブースはとても人気でたくさんのおばさん、おじさんが順番を待っていました。

順番を待つといっても結構熾烈な争いで、講師の夫婦は右往左往。
一緒に並んで待ったオバサンは、待ちきれずキレてどっかにいってしまいました。

やっと自分の番になり、複雑な編み方の工程を丁寧に教えてもらい、
ちょっとでもわからないところがあれば、元に戻ってやり直しを繰り返し出来上がりました。
自分で作ったものなので、買ったものとは違いとても愛着がわきます。

講師の夫婦は、「教えたことは、必ず自分の物にして帰ってね」と籠工芸の閉鎖的イメージとはまったく違うオープンな考え方を持つ、籠工芸を代々引き継いでいこうという素敵な方でした。


2009年9月13日日曜日

芦屋川駅近くの素敵なパン屋さん「kaopan」


阪急芦屋川駅近くの素敵なパン屋さんkaopan(カオパン?)にいってきました。

以前から、芦屋川駅近辺にパン屋さんあり!情報を聞いていたのですが、場所が少しわかりづらく、行く機会もなっかったのですが、今回やっとたどりつけました。
(よくお世話になる、マニアックなアウトドアショップ「スカイハイ・マウンテンワークス」の近く)

芦屋川駅北側にある商店街「山手サンモール

プレハブでこしらえた手作り感あふれる可愛い商店街です。(ちょっと閑散としています)
カフェや雑貨屋さんがテナントとして入っているようです。
ドアを開けて入ってみると、そんなに広くないけど
シックでシンプルに整理されていて、調理場と売り場、ちょこっとテーブルと椅子が配置されています。
インテリアや食器にも、何かこだわりを感じます。

せっかく時間もあるので、店内でお茶していくことにしました。

その日は熱かったので、アイスコーヒーを頂ました。
ちょっと薄めなんだけど、不思議としっかりした苦味と香り!
スッキリとおいしかった!
肝心のパンは、「マスタードパン」と「ホカッチャのサンドイッチ」をいただきました。
硬すぎず、柔らかすぎず小麦の味がするしっかりしたパン。

美味しかったので「食パン」も かって帰りました。






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2009年8月16日日曜日

石鎚山



石鎚山に登ってきました。
石鎚山は、日本百名山のひとつでもあります。

ダンナは若いとき(10年以上前?)に登った事があるそうで、ソレが良い体験だったらしく、日程的に多少強行スケジュールでも、もう一度登ってみたかったそうです。

■6:oo 西条のホテルを出発
実は「土小屋」登山口すぐの国民宿舎に宿泊する予定だったのだけど、チェックイン時刻に間に合わない事が判明、ついでに石鎚山スカイラインも・・・に閉じてしまうそうで、大慌てで手前の西条市に変更しました。

ロープウェイを使った成就からのコースに変更しようかとも考えたが(ダンナが)、慌ててコースを変更するより、手前のホテルで早寝・早起して、当日本来の出発点に移動したほうが良かろう・・・ということで、当日の出発は急遽西条市となったのです。

■9:20 土小屋白石ロッジ付近、出発
車で1.5斜線のながーい山間部を走りぬけ、土小屋付近の駐車場に到着。
お盆だけあって、結構なハイカーがいます!

土小屋から東稜を登るコースは、片道5km弱、高低差466m。
似たような距離で、680m登る西之川~成就のコースよりもなだらかでよさそう。
なんといっても、ダンナがなんとなくコースを覚えている(実際にはほとんど忘れていた)。

登り始めた時は、あたりはなんだかガスってて(霧が立ち込めていて)、はたして頂上で景色が楽しめるか心配だった。
でもまぁ、天気予報では「概ね回復方向」だったので、ともかく出発。
「天気が悪くて、面白くなかったら引き返して帰ろう」
ダンナはそう言っていたが、登るにつれてだんだん爽やかに晴れてきた。
むしろ、少し涼しくて歩きやすかった。
上を見上げるとごつごつした頂上もみえてきた。

それでも、少し林に入ると、顔の周りに虫がブンブン飛び回ってくる。
ダンナおすすめの頭からネットをかぶる虫除けを装着。
これで虫に気を取られて、滑落する心配なしです。

石鎚の道は整備されていて、とても歩きやすいです。
ところどころに、休憩用のベンチも配置されています。

■鎖場
私がとても楽しみにしていた鎖場に到着。

第二の鎖場にはたくさんのヒトが鎖にしがみついて大渋滞。
左の鎖が空いていたので、経験者のダンナが、左ルートを選択。

登り始めたら空いている訳がわかりました。
かなり、難しい!!
(ダンナはかなり怖い目にあったらしい)

鎖をなんとか登りきり、一息ついたら次は第三の鎖場。
先ほどの恐怖から少し躊躇したけど、 せっかく来たのだから第三の鎖場にもアタック!
(ダンナは懲りたのか迂回路を選択)

■弥山山頂
一応石鎚山の山頂となっております。
結構な賑わっていて、最近のアウトドア・ブームの影響からか、可愛いウェアを着たハイカーも多かった。
山頂は綺麗に晴れて、360°の大パノラマ。
いや、逆に暑い!

山頂の一角を陣取って、昼食。
コンビニで購入しておいたオニギリ弁当です。
いやぁ、山頂で食べるご飯は何でも美味しい!
(めんどくさがり屋の我が家は、アウトドアではいつも、ろくなものを食べていないのだ)

休憩もひとしお、荷物はいったん置いておいて、天狗岩に挑戦。
身は軽いほうがいいのだ。

ダンナは以前、鳥取の大山頂上のナイフエッジで、とってもおっかない経験をしたそうで、
難所を通るとき、何かにひっかけて転倒したりするかもしれない装備は一切持ちたがらない。
帽子の紐でさえ、なんだか怖いらしい。
少しオオゲサにビビリ気味(だいたい縦走とかどうするつもりなのだろう?)。

難所だけに、慎重気味に順番待ち。
こういう場所は、子供がスイスイ行ってしまったりする。
それをみて、親が「あー!」「わー!」「こらー!」とか言ってる。

確かに足場が細く、何処に転んでもかなりの高さを転落する。
固まって動けなくなるヒトもしばしば・・・ ってウチのダンナじゃん。

難所「カニのヨコバイ」は足場の無いエッジ。
ヨコに這って進むわけですが、エッジの向こうはスゴイ高度感のある崖。
ダンナは怖いを通り越して、無表情になっていた。

カニのヨコバイを超えると、もう天狗岩の頂上。
すごい景色です。

■復路
復路は鎖場は迂回して降ります。

なだらかで、歩きやすいのですが、結構長く感じました。
ほぼ中腹(3時頃)で、今から登る人たちとすれ違ったりしましたが、明るいうちに降りてこれるのだろうか?

今回はストックを新調して、二人ともヒザも傷めず楽に降りてこれました。
登山用ストッキングも効果があったのかもしれません。
体力に自信がない分は、道具で補う作戦でした。

■駐車場に無事下山
ほぼ予定通り、3時過ぎに無事下山。

私にとって、これが伊吹山に続いて二つ目の百名山ですが、伊吹山は暑くて辛い事しか印象に残ってないけれど、石鎚山はとても楽しい山だった。

土小屋のルートは、さほどのキツい登りも無く(そこそこ長くかんじたけれど)、鎖場や天狗岩という、これぞ登山(?)という難所もある。
ダンナのヘタレ具合が目に付く山行だった気もするけれども・・・





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吉野川ラフティング

さあ!
ほぼ行事化してる感もある、3度目の「吉野川ラフティング」です!
今年も「KENMIラフティング」にお世話になりました。

残念ながら、当日は水量が150mmと多すぎて、「大歩危ロング」コースに変更となってしまいました。
通常の「小歩危」コースと比べて、長くて優しい12kmのコースです。
スタッフが言うに「大歩危は下の下の上」とのこと・・・
わざわざ始める前からテンションを下げるようなこと言わなくともいいのに・・・

今回は友人をお誘いして、ラフト(ゴムボート)1艘を貸しきることができました!
やっぱり仲間同士だと、遠慮なしにいきなりテンションあがります!

でも、実際下り始めると、それはそれで、流石の吉野川!
落ち込んだ感じの瀬は無いのだけど、そこらの川にはありえないウェーブが!
非日常感は充分です。

毎回思うのだけど、ガイドはやはりかっこいい・・・
今回は、こんがり日焼けて、笑顔のさわやかなネパール人の好青年。
ネパールのラフティングはレベルが高く、ガイドの層が分厚い。
だから「KENMIラフティング」にも数人のネパール人ガイドがいるのだろう。








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山下うどん


2009年版・四国ラフティング旅行の第一弾は「山下うどん」!


讃岐うどんでは、有名中の有名らしいです。
お店のオススメは「ぶっかけ」(写真は月見とろろだったかな?)。


「ぶっかけ」はちょっとお醤油を足すと美味しいかも!


讃岐うどんといえども、たっくさんのお店があって、それぞれに特徴があるようです。
山下うどんは小麦の味があり、コシがあります。





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2009年6月21日日曜日

映画:「劔岳・点の記」(つるぎだけ・てんのき)を見てきました

映画「劔岳・点の記」は、新田次郎原作の同名小説の映画化。

天気もイマイチなので、登山気分を映画で楽しむのも良いだろう
と、見に行ってきました。

原作は、山岳小説に熱中した流れで呼んだのだけど、事実に基づいたドキュメンタリータッチなので、淡々と測量の工程が記された、ちょっとドラマ性は無い内容でした。
そもそも、新田次郎の山岳小説の特徴は、山に魅せられた人間の内面を実直に表現したものだと思うのだけど、それは新田次郎が気象職員という観測や記録にたずさわる職業柄を反映してるのかもしれない。
本人は、歴史物などの執筆もあり、「山岳小説家」と呼ばれることを嫌っていたらしい。

個人的には、「銀領の人」は女流登山家の確執などがドラマチックで、そんなに的外れでもないモデルもいる小説が面白いし、「孤高の人」は地元からほど近い六甲山をフィールドにしていた主人公の物語で親近感がある。
文体が古く、登山に使う装備もスタイルも今とはずいぶん違って、読みづらいトコロもあるけどね。

■公開初日・結構な人
さて、映画とはいうと、公開初日だからか、話題になっていたのか、全席埋まっていました。
ちらほら、山をやるんだろうなぁ、というヒトも・・・

山の景色がとても美しく雄大。
山に生活する登場人物の素朴さも良い。
主人公・柴崎芳太郎役の浅井忠信の朴訥な演技は、私が原作から感じる柴崎像とは少し違った。

気の抜きどころの無く緊張するシーンが続きます。
2時間30分の長めの映画ですが、まったく長さは感じない映画でした。

■万人ウケする映画ではないが・・・
この、映画を友人にオススメするかというと、そうでもない。
内容がとても「地味」で、興味の無いヒトには、まったくカスリもしない内容でしょう。
実際、最初から最後まで寝ていた若い男性もいました。

山や登山、それに関係した読み物が大好きなヒトには、まちがいなく、すばらしい映画でしょう。
そして、一緒に行った義父も満足した様子をみると、「日本映画らしい日本映画」が好きなヒトにもオススメできます。



公式サイト

福島旅行1日目:会津若松

前回まで:福島空港~大内宿


次第に景色も町並みになってきました。
本当は、会津若松の名所を一巡するつもりだったのだけど、とりあえず、会津若松の駅前のホテルにチェックインして、少し昼寝することにしました。
慣れない早起きと強い日差しで、少しバテ気味です。


■さざえ堂
少し涼しくなってから、レンタサイクルを借りて「さざえ堂」を目指します。
「さざえ堂」は二重らせん構造の斜路をもつ特異な建物。
らせん状に内部をめぐる事で、33個の観音像を巡ることができるという。

木造で螺旋構造、しかも、下りと登りで同じ場所を通らない・・・というユニークな建築で、雑誌などにも紹介される、建築マニアにはたまらないスポットです。
と、ダンナが鼻息を荒くして語っています。

さざえ堂前に到着すると、入場券売り場の方が粛々と呼び込みをしています。
建物全体像は、どの線が水平なのかわからないくらい、複雑な木造です。
少しホコリっぽく、傷みもありますが、面白いアミューズメントです。


■長門屋:おみやげ・駄菓子
さざ堂のある飯盛山から南に400mほど坂を下ると、「長門屋」があります。
ここには、貝の中に落雁が入ったかわいいお菓子があったので、是非お土産に、と思っていました。
店員さんが、とても親切で色々試食させてもらっちゃって、結局いろんなお菓子を買いました。

■七日町
レンタサイクルを返却後、
今度は七日町に徒歩でお出かけです。

・・・あまり見るものはないですぅ・・・

時々、風情のある建物やお店があるのですが、通りとしては長すぎて、なんとも退屈です。
会津若松のガイドブックには、さも楽しそうに紹介されるスポットなのですが、観光地として物足りない。
結局お買い物は、老舗の味噌蔵で田楽をいただける満田屋(みつたや)で、田楽味噌だけでした。



■晩御飯は「渋川問屋」。
明治の海産物問屋「渋川商店」の店舗や屋敷、商品蔵などをそっくり利用した宿泊施設。
食事もいただけるので、せっかくですから3000円コースを注文。

歴史のある問屋のいろりがある部屋は、ふいんき満点です。

福島は海に面しているとはいえども、会津はけっこうな内陸部。
郷土料理っぽい料理は甘辛い味付なのかもしれません。

東北地方の味付けは濃いめなのかな?
という先入観を裏切って、いがいとさっぱり味。
関西の味付けとはまた違って美味しいです。

というか、今日、「そうめんうどん」とか「高遠そば」とか、麺類しか食べて無いじゃん。
そりゃうまいぜ。


次回はおまたせ「工人まつり」のレポートですよ!





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2009年6月17日水曜日

福島旅行 1日目:塔のへつり・大内宿



福島旅行に行ってきました!
目当ては「第23回ふるさと会津工人まつり」という、全国から工人(職人)が集まる工芸市です。
2日目に行ったその工人まつりの様子は、また今度。
今回は1日目に観光した「塔のへつり」と「大内宿」について。

■ 伊丹空港(大阪)から福島空港
福島への移動は、意外と安くて速い飛行機を利用しました。
小型のジェット機で、少しビビったけど、わりと快適。
コーヒーも飲み終わらないうちに到着してしまいます。

福島空港はウルトラマンだらけ。
なんでもウルトラマンの生みの親、円谷監督の出身地だとか。

福島空港でレンタカーを借り、福島観光に出発です!

■塔のへつり
塔のへつり」は、つまり、塔のような崖。
全長200mにわたって、大規模な奇岩が整列している、天然記念物です。
絶景好きのダンナが旅行ガイドからチョイスしたスポットです。

微妙な観光地でした。
ちょっとパラダイス系
なぜかダンナはそういう場所に引き寄せられるようです。

まず、ちょっと疲れた感じのおみやげ物屋がお出迎え。
ここまできて、初めてこちらの方言がほとんど聞き取れない事に気がついた。

で、肝心の「塔のへつり」は、確かに見事です。が、さほどの規模ではなかったかな。
天然記念物なんだけど、ちょっと人の手が入りすぎかもしれません。

小腹が空いたので、お土産屋のお婆ちゃんのトコロで「そうめんうどん」を注文した。
ベースの味噌汁:無料
具のそうめんうどん:100円
トッピングのマタタビの天ぷら:20円
...少し意味が分からない値段設定。
だけどこれが以外に美味
驚くほどお腹も膨らむ。

■大内宿
大内宿」は、旧会津西街道にある、江戸時代の宿場町のたたずまいを残した観光地。
平日なのに結構観光客がいます。
休日は渋滞が発生するそうです。

藁葺きの民家が並び、良いフインキです。
民家の軒先には、民芸品やおみやげ物が並んでいて、散歩のように楽しめます。

ちょうどお昼ご飯時。
三澤屋の「高遠そば」をいただく事にします。
高遠そば」は、辛味大根が利いた冷たい汁蕎麦。
なんと、箸のかわりに、ネギでそばをすくって食べるのです。
そして、ときどき薬味がわりにネギをかじりながら・・・
なんとも辛味の強いそばですが、少しジリジリ暑かったのでさっぱりしました。

次回は、会津若松まで北上して観光した様子、「さざえ堂」と「七日町」と「渋川問屋」です。

Posted by Picasa

2009年5月15日金曜日

仕事帰りの散歩道



最近ハイキングづいている私は、なんだか調子付いて歩くことが楽しくなってきました。
以前なら目的地まで最短距離にこだわっていたけれども、少し寄り道をして歩くのもいいなって思ったりします。

日も長くなって天気もいいので、堀江(大阪)界隈にある仕事場から梅田まで歩いてみました。

いつもは交通機関を使って通り過ぎていた大通りを一本入ってみると、ステキなお店や公園がたくさんあります。

■お気に入りは雑貨と服のお店の「SIMPLE WISH
店先は軍物の雑貨などが並べられていて、古着屋さん?と中に入ってみると
ざっくりしたリネンやコットンのシャツ、ナチュラルな飾り気のない革製品、
暖か味があるシンプルな雑貨が店内のいたるところに飾られている。
商品がたくさんあるので、宝探しみたいに見ていると時間もあっという間にすぎてしまう。

■美味しいパン屋さん「ブランジュリ タケウチ」 もみつけました。
夕方だったので、3種類のパンしか残っていませんでした。
チョコレートとオレンジピールのベーグルを買って、靱公園でいただきました。

■靱公園
以前はブルーシートのテントがたくさん並んでいて、くつろげるフインキではない公園だったけれど、
今では老若男女が咲き乱れるバラを楽しみながら散歩を楽しめる公園になっている。

花より団子・・・
お花畑を横目に、歩きながらベーグルをもぐもぐ・・・
甘すぎないチョコレートとオレンジピールが程よくちりばめられた食べ応えのある。
うーん・・・おいしかった。

まだまだ探検したかったけど、薄暗くなってきたので梅田までまっすぐ歩いた。
帰ってダンナの晩メシをこさえなければ!

次回は堂島を探検してみようかな。

2009年5月11日月曜日

大文字山ハイキング


ダンナの会社の方々のお誘いで、大文字山に行ってきました。

大文字山(466m)は京都市左京区の山。
「五山送り火」は京都のお盆の風物詩。
「大文字」「妙・法」「舟形」「左大文字」「鳥居形」のうち「大」の字を映す山です。
やはり見所はタイマツをセットする「火床(ひどこ)」でしょう。

■集合:山科駅
10:00
コンビニ等の店舗も駅前にあるので、買い物は今のうちに・・・

すごい数のハイカー集団が次々と集まっては山手に消えていく。
その数は100や200どころじゃないよ!
行列のピークは9:30頃かな?

フインキのある住宅地を山手に進む。
山手に差し掛かって、左手にカーブしていくと毘沙門堂。
しばらくすると、軽自動車幅の地道が始まります。

凛として、すっきりと涼しい杉林を縫う登りです。
尾根筋に上がる直前の登りはちょっとキツめだけど、おおむね歩きやすく手入れされた道です。
ペースによっては行列に追いついてしまいますが、山で出会う人はみんな気持ちよく道を譲ってくれます。

■大文字山山頂
11:30
ふと視界がひらけて山頂。
山科から京都まで見渡せる絶景ポイントです。

しかし、ホントの見所は「火床」。
休憩もソコソコに出発です。

■火床
11:50
お、おぉ・・!
なんという眺望!

直下に京都が迫る大パノラマです。
それなりに人もワンサカいます!

あれは京大だ、あれは何だ・・・とか言いながら眺望をしばし楽しみます。
うまいこと日陰を見つけてお弁当です。
火床は、大の字の文字を焼く場所だけあって、日陰は少ないです。

■銀閣寺へ
12:45~13:30
いきなり長い石の階段で下ります。
銀閣寺側からのぼると、さぞかし辛そうです。

途中川べりで砂をさらっているおじさんがいました。
「何が取れるんですか?」尋ねてみると、
とても珍しい石が採れるそうです。
他に花模様の結晶等も見せていただきました。
なかなか「石」も面白そうな世界です。

程なく銀閣寺前に到着。
門前にはお土産屋さんが軒を連ねていて、私たちもアイスクリームを頂いて一休み。

しかし、この季節にはありえない気温33度!
しかも修学旅行生だらけ!

町並みに下りてきて、ほっとする様な、疲れるような・・・

■哲学の道~南禅時~蹴上駅
13:30~14:30
せっかくなので、哲学の道を通って蹴上駅を目指します。
なんでも、京大の学生が哲学に想いを馳せながら歩いた道だから・・・だとか。

確かにフインキのいい小道です。

哲学の道の終点は南禅時。
大きな「三門」は、五右衛門の「絶景かな!」の門だとか。
歴史に物知りな人がいると、京都歩きは楽しいですね。




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2009年5月7日木曜日

スラムドック$ミリオネア

スラムドック$ミリオネア:SLUMDOG$MILLIONAIR」は、2009年度のアカデミー賞を8部門受賞したダニー・ボイル(Danny Boyle)監督の映画です。

ダニー・ボイル監督は、「トレインスポッティング」の監督で、独特のスピード感・疾走感が持ち味ですネ。
「クイズ$ミリオネア」は正解ごとに賞金が巨額になっていく、日本でも人気を博したクイズ番組です(もともと、イギリスの人気クイズ番組)

舞台はインドのムンバイ。
主人公はスラムで生まれ育った、学校にも行ったことのない少年。
なぜその少年が、クイズに答え、番組史上最高額の賞金を獲得することができたのか?

ムンバイという都市の熱気
インドのスラムで生きることの凄まじさ、逞しさ
それらを混沌とした背景にして、
兄弟・友情・恋愛を、ダニー・ボイルらしいスピード感で描いている。

修羅場がてんこ盛り、というのが「ダニー・ボイルらしいスピード感」かな。
ショッキングというか、重たいシーンもあるけど、見終わってみると、なんだかスッキリする映画でした。

2009年4月11日土曜日

今年の母の日は5月10日です。




5月10日は母の日です。
お母さんへのプレゼントはもう決まりましたか?
今年はありがとうの気持ちと一緒に
プリザーブドフラワーをプレゼントしてはいかがですか?

スークレット】:真っ赤なカーネーション、バラを使ったアレンジ


グリーングリーン】:さわやかなグリーンのアレンジ


トゥリンケット】:色とりどりのお花のアレンジ


このほかにも新しいアレンジをご用意しております。     


オーダーメイドも承ってます。ぜひご相談ください。
E-mail: futaba@yambal.net

武田尾廃線跡ハイキング


人によってはもうゴールデンウィークに突入してるんでしょうか?

残念ながら我が家のゴールデンウィークは暦どおり。
明日はフツーに仕事なので、軽く楽しめるコースを歩くことにした。

■生瀬・武田尾廃線跡ハイキング
北摂では定番中の定番コースなのかもしれません。
武庫川沿いに渓流を楽しめ、真っ暗でひんやりしたトンネルもアトラクション的で楽しい。

なんといっても、アクセスもいい。
大阪市街から出発したとしても、JRで一時間程度でしょうか?
コースも武田尾駅と西宮名塩駅の間。

例えば、今回武田尾駅までバイクで行ってJRで移動、
西宮名塩駅をスタートとして武田尾駅をゴールにしました。
(中型駐輪一日300円)
自動車はあまりオススメではありません。

■西宮名塩駅を出発
駅周辺にはお店もある。
しばらく高架の下を縫いながら下り道。
少しすると人里情緒ある小道になり、おや?というカンジで廃線跡に突き当たります。

武田尾側をスタートにすると、最後のシメがアスファルトの登りがゴールとなり、
ちょっと趣に欠けるからです。

■押さえドコロ
所要時間は2時間程でしょうか?
途中お弁当などの大休憩が入って3時間くらいかな?

明るい懐中電灯は必需品。
長くてカーブしたトンネルは、恐ろしいほどに真っ暗です。

しっかりした靴があれば疲れにくい(かも)
コースは枕木があったり、砂利でガラガラしてたり・・・

結構、絵になる場所が多いように思います。
トンネル、標識、鉄橋、渓流・・・
ダンナも、普段は持ち歩かない一眼レフと三脚を持っていきました。
(成果は冒頭の写真!)

■寝坊をしても充分楽しめるコース
我が寝坊夫婦が13時に出発してゆっくり歩いて16時ゴール。
そもそも、線路だったわけだから勾配もほとんど感じないほど緩やかです。
ちっちゃい子供もたくさん歩いてました。




より大きな地図で 武田尾廃線跡 を表示

東海自然歩道:忍頂寺~原

東海道自然歩道:箕面~忍頂寺の続き

前回までのあらすじ
山に凝り出して、近所を通る「東海道自然歩道」を歩いてみようということになるが、寝坊すけ夫婦は入り口に着いた時点で時間切れ。すごすごと敗退する。
二度目は、いささかムキになりつつ、少し早起きし箕面~忍頂寺を無事踏破するも、へとへとになる。
何日かたつとそんなことはすっかり忘れて、続きを再スタートするのだった。



■忍頂寺バス停に到着
10:00
前回のゴールだった忍頂寺交差点の階段に到着。
この前は桜がチラホラ・・・だったけど、もう若々しい葉が広がり始めている。
私は、淡いピンクの桜も好きだけど、少し緑が入ったやさしい色の桜も大好き。

前回まだ早かったツツジも咲いている。

宝池寺を経て、竜王山(510m)山頂へ。
舗装路メインで歩きやすく、地図で見る勾配よりも楽に上がれる。


■竜王山付近の展望台
10:50
どちらかというと、竜王山山頂は気づかずに通り過ぎてしまうけど、少し進んだトコロに巨大な展望台が現れる。
展望台の上に上ると、大阪~高槻方面のパノラマが楽しめる。
あいにく少し空気が霞んでいてさほど遠くまで鮮明には見れなかったけど、万博公園の自由の塔の後姿がはっきりと見えた。
展望台にはハイカーが他に4人程いて、1人が持っていた双眼鏡を、皆で廻して景色を楽しんだ。


■~車作大橋
~12:15
竜王山を下り始めると、やたら細かい階段のくだりが続く。
ハイカーとすれ違うが、車作からの登りはいくぶん大変なようだ。

ほどなくして舗装路へ。
車作集落へ入る。
清水廃寺で、小休止。

ここから車作大橋までの道標は少なく、その矢印が示す方向も微妙。
結構ルートを間違えやすいのじゃないのかな。


■竜仙滝で昼食
~13:10
車作大橋で、「健脚コース」と「一般コース」を選択できる。
途中に滝もあるので、健脚コースを進むことにする。

しばらく交通量の多い府道を登る。

再び山道を入ると、これまでとは少し趣のちがうガレた道になる。
なるほど、健脚コースとは遊歩道というより、山道っぽいカンジなのかな?

程なく竜仙滝に到着。
水量は上品だけど、なかなかカッコイイ滝。

お腹もすいてきたので昼食にする。
  • おにぎり弁当
  • 無印のフォー
  • さばのカンズメ

おにぎりをほおばっていると、どこからとも無く桜の花びらがチラチラ舞って、趣きあるところでした。

■萩谷へ
竜仙滝からは少しキツめの登り。
でも尾根に出てしまうと、登りやすい勾配になる。

高圧電線が近づくと、なだらかな下り。
雨水で深くV字になった道は、ボブスレーのようで楽しい。

里山が近づいてくると、谷あいに田畑が現れる。
小動物に荒らされるのか、延々と金網が道沿いに続いていく。

府道に出ると、案内板を頼りに小道に入る。
長賢寺の通りの集落は、いいフインキ。

集落からの道は、見事な竹やぶの中をあるく。
かわいいアヤメ(シャガ)の花が群生で咲いている。

■萩谷総合公園
唐突に視界が開ける。
ミョーに近代的に綺麗な施設・・・
家族連れがボール遊びをしている。

幸い、お茶も尽きてたので自動販売機で冷えたジュースをいただく。
ふう・・・小休止。

野球場の脇の木道を通って、グネグネと下っていく。

■摂津峡公園を通って
~15:00
しばらく歩くと、摂津峡公園に入る。
このあたりは、アクセスもしやすく、手軽に自然を楽しめる場所が集まっているようです。
そういや、以前このあたりもハイキングしたっけ・・・「摂津峡:思いつきハイキング

歩きやすく整備された山道。
休憩にもってこいのベンチもところどころに。

白滝茶屋に到着。
飲み物や子供のおもちゃもある。
ここを下ると、桜公園。
ここを上るとさらに東海自然歩道を進むことになる。

もうちょっと歩けそうなので、上ることにする。
いささか、バーベキューのグループが目障りだけど、渓流沿いに岩づたいに歩く。
今までの道と趣向が違って楽しい!

摂津峡を抜けると、違法駐車の脇を抜けて「上の口」バス停に到着。
今日のハイキングはここまで。

おや、前回よりちょっと体力残ってるかな?

■高槻駅
高槻駅には「好日山荘(登山用品店)」がある。

アウトドア用品店に行くと、物欲にまかせてワケのわからない買い物をしてしまいがちだけど、ハイキングの帰りに立ち寄ると、本当に必要なものを買うからオススメです。



より大きな地図で 東海道自然歩道 #2 を表示

2009年4月10日金曜日

こだわりの逸品:馬場万の定期入れ

友人がステキな定期入れを持っていたので、
「その定期入れ素敵だね。」と言うと、
実はその定期入れは、私からの誕生プレゼントだった・・・

そういうちょっと気恥ずかしい事があったりして、
ふと自分の定期入れを見てみると、かなりクタビレていたので、思い切って新調することにしました。

お気に入りのお店は大阪心斎橋の「馬場万
素朴で本物志向のカバンや財布等の革製品をお店で、デザインを相談しながらオーダーメイドすることができます。

あれこれ迷いながら、定期入れを注文!
仕上がりの1ヶ月後を楽しみに待ちます。


・・・


ジャジャーン!

完成!
大事に使えば、どんどん風合いを増していきますよ!


馬場万
大阪府大阪市中央区東心斎橋1丁目12-3


より大きな地図で お気に入り を表示

2009年3月21日土曜日

東海自然歩道:箕面~忍頂寺

先週結局箕面駅から出発して、入り口までしかたどり着けなかった東海自然歩道。
今日は少し計画的に、そして少し早めに再チャレンジ。

■千里中央から明治の森国定公園・ビジターセンターへ
9:15
千里中央から北摂霊園行きのバスに乗る。
結構人気路線なのか、臨時バスも増便されていたけど、ほぼ満員でした。

ほどなく揺られて勝尾寺に到着、下車。
ほとんどのお客さんは、お墓参りか勝尾寺目当ての様子。
ソコから車道を1.6kmほど歩いて、ビジターセンターを目指す。

スタート地点にこだわらないなら、勝尾時から尾根をつたう遊歩道に向かって登ってもいいのだけど、ダンナはあくまでスタートから始めたいらしい。
また、危ない車道を歩かなくとも自然散策路が整備されているので、そっちを通っても構わないのだけども、車道を通って体力を温存したいらしい。

■ビジターセンター
10:00
正しくは、明治の森箕面国定公園・ビジターセンター・・・でしょうか?
先週、箕面駅側から登って、引き返した地点です。

もし、地図が無いならここでGet!
東海道自然遊歩道、京都までの地図が350円で販売されています。

先週まだだったカタクリの花が、かわいく咲いていました。
職員の方に、花や鳥、今の見所のレクチャーを受け出発。

少し奥に入ると、政の茶屋園地。
東海道自然遊歩道のスタートの道標があります。
トイレもしばらくないので、ここでスッキリしておく。

■政の茶~
いきなり、分岐があるので気をつける。
尾根づたいに、小さい頂を登ったり下りたりのコース。

歩き始めてすぐ気づくのは、よく整備された歩きやすいコースだということ。
いたるところにベンチがあるし、緊急時に救急に場所を伝える番号なんかもある。

ときどき、ハイカーともすれ違う。

■開成皇子墓~
11:00
開成皇子は光仁天皇の息子で奈良時代の僧。
勝尾時の開基だとか。
お墓は鎌倉時代のもの。
1000年以上前のものだという事にも関心するけど、敷地が宮内省管轄ってのもなるほど。
宮内庁って色々な仕事あるんだなぁ。

谷の方からは勝尾時の鐘の音が・・・

■北摂霊園
遊歩道は気持ちよく続くけど、次第に車の走行音が近くなってくる。
チラホラと団地のようなお墓も見えてくる。
所々、コースに迷う場所もあるけど、自然遊歩道の道標を探せば大丈夫。

11:40
途中、送電塔の下で高槻方面まで見渡せる、景色がいい場所で昼食。
毎度コンビニ弁当と、インスタント味噌汁に加え、今回はサバのカンズメ。

体力が無いから、重い荷物は持ちたくない。めんどくさい事はしたくない。
だから最小限の道具と、最大限の手抜きの昼食なんだけど、
景色も天気もいい場所で食べるご飯は最高に美味しい!

■北摂霊園~泉原
12:10
ぼちぼちと北摂霊園を後にする。

一気に谷を下る。
見事にコケむした杉林を歩く、素敵な小道。
しばらく道標が途切れて、道を間違えたかと戸惑う。

砂防ダムを過ぎると、ふと舗装路に出る。
ここからは殆ど舗装路を歩くことになる。
でも、舗装路はやはり歩きやすい・・・

このへんから、不法投棄が目に付きだす。
やだねえ。

府道出合を少し北上したあと、細い道にそれる。
里山を気持ちよく歩きすすめる。
畑仕事をしている人もちらほら。

泉原の集落にさしかかるあたりは、とても里山風情満点の素敵な小道が続く。
集落に入ってしまうと、コースを見失ってしまうけれど、神社を目指せば大丈夫。

神社の境内で一休み。
塩キャラメルとお茶でホッと一息・・・
歩き始めて4時間くらい、9.2kmくらいかしら?
運動不足の我が夫婦に残された体力もあとわずか・・・

■泉原~忍頂寺
13:50
泉原を後にする。
ここからは、0.8車線くらいの農道や林道が続く。
突然真新しいアスファルトになったりもする。

いったん下って、上音羽までまた登る。
この上音羽への登りは特に面白くも無くて、景色も変わらないので疲れる。
いや、すでにちょっと疲れが出ていたか・・・

上音羽から折れて(上音羽屈折点)忍頂寺側に下りる。
ここはさらに不法投棄が目に付く。
車ごと谷の竹林に落とされて放棄されていたりする。
やだねえ・・・

■忍頂寺付近
14:50
忍頂寺スポーツセンターに到着。
久しぶりに近代的な施設ってかんじ・・・

とにもかくにも、本日の目的地に到着です!
へとへとです。

トイレも喫茶店もありま~す!
でも、テニスにいそしむ家族連れに、なんだかドロくさい私たちは、なんだか申し訳ない・・・
イソイソと忍頂寺に移動。

バスの時間まで時間があるので、コーヒーを入れる。
うむ!
たいして美味しくも無い!




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2009年3月16日月曜日

箕面の滝にハイキング(寝坊)

日曜。
もそりと昼前に起きて、さて予定も無い。

それじゃあ、ということで今日は何処を歩こうかと、計画を始めた。
本当は六甲縦走を歩いてみたいのだけど、今から出かけるには遠出すぎる。
ならば「東海道自然遊歩道」に行ってみるか、ということになった。

東海道自然遊歩道
東海自然歩道は、東京都八王子市の「明治の森高尾国定公園」から大阪府箕面市の「明治の森箕面国定公園」までの11都府県約90市町村にまたがる長さ1,697kmの長距離自然歩道。
・・・とてもスケールの大きい遊歩道です。

箕面から遊歩道を抜けて、茨木方面帰れればいいなぁ・・・という計画。

コンビニでおにぎり弁当を買って、阪急電鉄箕面線の箕面駅を降りる。
箕面はもみじの景勝地。
もみじの無い季節でも、天気がよければフラリと訪れたくなる。

駅前から箕面の滝まで、歩きやすい遊歩道が整備されている。
お土産やさんの店先では名物「もみじてんぷら」が売られている。
ほどなく歩くと箕面の滝に到着。

一息入れて、「ビジターセンター」を目指す。

車道に沿って、しばらく歩くと「ビジターセンター」。
時刻は15時過ぎ。
職員さんに聞いてみると、今から東海道自然遊歩道で茨木側に抜けるのは到底ムリだと判った。
(東海道自然遊歩道のスタート地点はソコから少し先)
寝坊助の我が夫婦は、先に進むのを諦めて、遅い昼食を食べることにしました。

座るとすぐに体が冷えてきた。
ダンナが携帯コンロでインスタントの味噌汁を温めてくれた。
つい先日買ったばかりのMilletのウインドブレーカーも重宝した。

帰り道にそのまま同じ道を下るのは面白くないので、車道を避けて山道を歩いた。
短い距離だったけど、とても起伏の激しい道。

箕面駅に帰ってきたのは夕方。
せっかくなのでミスタードーナッツの1号店で一息。

ビジターセンターで、東海道自然遊歩道の地図も買ってきた。
今度は早起きして、少しでも踏み入れたい。


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2009年3月15日日曜日

買物して歩いて、美味しい海の幸に舌鼓

■Millet(ミレー)のウインドブレーカー
前から薄手のウインドブレーカーが欲しかった。
小さく丸めておいて、ちょっと寒いなって時に着るような・・・

アウトドアグッズを扱っているMillet(ミレー)の直営店に行ってみたら、かわいいウインドブレーカーがあったのだけど、某アウトドアメーカーの2倍の値段に迷ってしまった。

日を改めて、ダンナと合流して見てもらって、落ち着いた緑色を買った。
「何度も店に見に行くほど気に入ったなら、買うしかない」と・・・

さぁ店を後にして、どこいくかナ
「んじゃ、天満まで歩いてみるか?」

■商店街をトコトコと・・・
トコトコと心斎橋商店街を北上する。
あ、こんな店あったんだ・・・
なぜこんなにマッサージ屋さんが多いんだろう・・・

じきに、心斎橋商店街は終点になった。
ジグザグに北東に歩いて、天満商店街へ・・・
そのころには、おなかがぺこぺこで、ずっと何を食べるかを探して歩いていた。

寒いし、そこそこ疲れてきたし、お腹減ったし、
優柔不断のダンナは、まだ「何食べようかなぁ・・・」とか言ってるし。
天満でお店をしてるお友達に、オススメの食事どころを聞きに行った。

そのお友達も、そこに来ていたお客さんにも「とっつぁん」をイチオシ!
なんでも新鮮な海鮮が、ボリュームたっぷり、お手ごろ価格らしい。
そりゃあ、断然行ってみなくては・・・

■とっつぁん
お店の外見はビニールで囲われていて、内装には全くお金を掛けていない場末の居酒屋といった感じ。
知らなかったら(酒を飲まない私たちは)おそらく入らない。
でも、お客さんには若い人が多くて、店内は不思議な熱気に溢れていた。

カニの刺身、カンパチの刺身、あらの粗炊、貝の味噌汁
むはー!、どれも絶品・・・
また、天ぷらは揚げたてをホクホク食べるのが最高。
(ホタテ、アナゴ、アスパラ、山芋、いわしシソ、オクラ、南京・・・の天ぷらを注文)

むちゃくちゃ満腹、というか食べ過ぎ。
「喰いすぎたので、梅田まで歩くか」

・・・

本日、徒歩約7km


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Millet Japan
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