2009年5月15日金曜日

仕事帰りの散歩道



最近ハイキングづいている私は、なんだか調子付いて歩くことが楽しくなってきました。
以前なら目的地まで最短距離にこだわっていたけれども、少し寄り道をして歩くのもいいなって思ったりします。

日も長くなって天気もいいので、堀江(大阪)界隈にある仕事場から梅田まで歩いてみました。

いつもは交通機関を使って通り過ぎていた大通りを一本入ってみると、ステキなお店や公園がたくさんあります。

■お気に入りは雑貨と服のお店の「SIMPLE WISH
店先は軍物の雑貨などが並べられていて、古着屋さん?と中に入ってみると
ざっくりしたリネンやコットンのシャツ、ナチュラルな飾り気のない革製品、
暖か味があるシンプルな雑貨が店内のいたるところに飾られている。
商品がたくさんあるので、宝探しみたいに見ていると時間もあっという間にすぎてしまう。

■美味しいパン屋さん「ブランジュリ タケウチ」 もみつけました。
夕方だったので、3種類のパンしか残っていませんでした。
チョコレートとオレンジピールのベーグルを買って、靱公園でいただきました。

■靱公園
以前はブルーシートのテントがたくさん並んでいて、くつろげるフインキではない公園だったけれど、
今では老若男女が咲き乱れるバラを楽しみながら散歩を楽しめる公園になっている。

花より団子・・・
お花畑を横目に、歩きながらベーグルをもぐもぐ・・・
甘すぎないチョコレートとオレンジピールが程よくちりばめられた食べ応えのある。
うーん・・・おいしかった。

まだまだ探検したかったけど、薄暗くなってきたので梅田までまっすぐ歩いた。
帰ってダンナの晩メシをこさえなければ!

次回は堂島を探検してみようかな。

2009年5月11日月曜日

大文字山ハイキング


ダンナの会社の方々のお誘いで、大文字山に行ってきました。

大文字山(466m)は京都市左京区の山。
「五山送り火」は京都のお盆の風物詩。
「大文字」「妙・法」「舟形」「左大文字」「鳥居形」のうち「大」の字を映す山です。
やはり見所はタイマツをセットする「火床(ひどこ)」でしょう。

■集合:山科駅
10:00
コンビニ等の店舗も駅前にあるので、買い物は今のうちに・・・

すごい数のハイカー集団が次々と集まっては山手に消えていく。
その数は100や200どころじゃないよ!
行列のピークは9:30頃かな?

フインキのある住宅地を山手に進む。
山手に差し掛かって、左手にカーブしていくと毘沙門堂。
しばらくすると、軽自動車幅の地道が始まります。

凛として、すっきりと涼しい杉林を縫う登りです。
尾根筋に上がる直前の登りはちょっとキツめだけど、おおむね歩きやすく手入れされた道です。
ペースによっては行列に追いついてしまいますが、山で出会う人はみんな気持ちよく道を譲ってくれます。

■大文字山山頂
11:30
ふと視界がひらけて山頂。
山科から京都まで見渡せる絶景ポイントです。

しかし、ホントの見所は「火床」。
休憩もソコソコに出発です。

■火床
11:50
お、おぉ・・!
なんという眺望!

直下に京都が迫る大パノラマです。
それなりに人もワンサカいます!

あれは京大だ、あれは何だ・・・とか言いながら眺望をしばし楽しみます。
うまいこと日陰を見つけてお弁当です。
火床は、大の字の文字を焼く場所だけあって、日陰は少ないです。

■銀閣寺へ
12:45~13:30
いきなり長い石の階段で下ります。
銀閣寺側からのぼると、さぞかし辛そうです。

途中川べりで砂をさらっているおじさんがいました。
「何が取れるんですか?」尋ねてみると、
とても珍しい石が採れるそうです。
他に花模様の結晶等も見せていただきました。
なかなか「石」も面白そうな世界です。

程なく銀閣寺前に到着。
門前にはお土産屋さんが軒を連ねていて、私たちもアイスクリームを頂いて一休み。

しかし、この季節にはありえない気温33度!
しかも修学旅行生だらけ!

町並みに下りてきて、ほっとする様な、疲れるような・・・

■哲学の道~南禅時~蹴上駅
13:30~14:30
せっかくなので、哲学の道を通って蹴上駅を目指します。
なんでも、京大の学生が哲学に想いを馳せながら歩いた道だから・・・だとか。

確かにフインキのいい小道です。

哲学の道の終点は南禅時。
大きな「三門」は、五右衛門の「絶景かな!」の門だとか。
歴史に物知りな人がいると、京都歩きは楽しいですね。




より大きな地図で 大文字山 を表示

2009年5月7日木曜日

スラムドック$ミリオネア

スラムドック$ミリオネア:SLUMDOG$MILLIONAIR」は、2009年度のアカデミー賞を8部門受賞したダニー・ボイル(Danny Boyle)監督の映画です。

ダニー・ボイル監督は、「トレインスポッティング」の監督で、独特のスピード感・疾走感が持ち味ですネ。
「クイズ$ミリオネア」は正解ごとに賞金が巨額になっていく、日本でも人気を博したクイズ番組です(もともと、イギリスの人気クイズ番組)

舞台はインドのムンバイ。
主人公はスラムで生まれ育った、学校にも行ったことのない少年。
なぜその少年が、クイズに答え、番組史上最高額の賞金を獲得することができたのか?

ムンバイという都市の熱気
インドのスラムで生きることの凄まじさ、逞しさ
それらを混沌とした背景にして、
兄弟・友情・恋愛を、ダニー・ボイルらしいスピード感で描いている。

修羅場がてんこ盛り、というのが「ダニー・ボイルらしいスピード感」かな。
ショッキングというか、重たいシーンもあるけど、見終わってみると、なんだかスッキリする映画でした。