2008年5月10日土曜日

摂津峡:思いつきハイキング


日曜日。
今日は雨だという予報だったので、昼前にのんびり起きてみると、まさに五月晴れ。
前日までの雨が空気を洗ったのか、ベランダからはいつも霞んでいる生駒山脈がスッキリと見えている。
空気もさっぱりと乾いていて、ハイキングにはもってこいじゃないだろうか?

近所で土地勘もある摂津峡に出かけてみよう。
ネットで手ごろなハイキングコースを探して、あわだたしく準備して自宅を飛び出した。
(こういうときのダンナの手際の悪さといったら、いつもイライラしてしまうのだけれども)

途中コンビニでお弁当を買う。
お茶、助六弁当、おいなりとサラダ巻弁当、おにぎり、10円チョコレート。

摂津峡公園の駐車場。一日1000円!
行楽シーズンでもないのに、エラく高い。

子供のとき、家族で遊びに来た公園の様子とはかなり変わっていた。
とても綺麗に整備されていて、大学生らしい団体がバーベキューで酒盛りでキャッキャしていた。

売店横の案内地図でコースを確認して、山歩きスタート!
実はコースは曖昧なままここまで来て、やはり大雑把なまま歩き始めた。

最初は肌寒かったけども、すぐに身体が暖まってきた。
でも、5月の空気はすがすがしく気持ちよかった。

しばらく摂津峡そのものの川沿いを、子供のときの思い出話をしながら歩いた。
川原にはバーベキュー家族、冷たかろうに泳いでいる子供もいた。
せせらぎがあって、木陰もあって、歩きやすい。
思っていたよりいいとこなんだなぁ」と、ダンナ。
もっとも、桜や夏の休日の摂津峡の混雑ぶりといったら、滑稽なほど。

途中小屋を過ぎ、川を離れると白滝に到着。
おや、ここにまでバーベキュー家族。
しかし、みんなバーベキュー好きですねぇ。

しばらく気持ちいの良い木漏れ日の間を歩く。
無計画に山頂広場にコースを変えて、登りに挑戦。
しかし、このコンクリート擬木の階段・・・やたら辛い・・・
いや、普段から運動していないだけか・・・

ほどなく、傾斜が緩くなってきて空が広くなってきた。
頂上かと思いきや、キャンプ場のグランドだった。
しんどい登りの結末に、車が通れる林道が現れるとちょっとしょげる。

展望台に到着。
まだ何処も朽ちた箇所も無いきれいな展望デッキ。
周りは展望のために、綺麗に伐採されて、低木が植え込まれている。
それでも、遠くの町並みは、木と木の間覗き見るほどにしか見えない。
でも、広くさっぱりと青い空の気持ちよさは、十分なご褒美でした。

身体を冷やさないように、薄手のフリースを羽織った。
ダンナはウインドウブレーカを羽織った(我が家での通称カサカサ)

コンビニ弁当を食べながら思った。
昔はコンビニなんて便利なものは無かった。
お母さん、朝から弁当作ってたんだろうなぁ。

ここまでで、約一時間。
普段、通勤ぐらいしか歩かない夫婦にはちょうどいい折り返し地点。
キャンプ場を抜けて、階段コースで戻ることにする。

寝坊で無計画なわりに、なかなか丁度よくコンパクトな山歩きコースになった。
何度か展望地点を経由して
「あら、こんなところに出た」と、摂津峡公園に戻ってきた。

学生キャッキャ軍団は、そろそろお開きの様子。

4時。日が長くなったもので、まだ十分明るい。
せっかくだから、川原まで降りてみた。

魚を取る子供、危なっかしい木の橋、せせこましい畑とそれを縫う小道。
自宅からちょっと車を走らせれば、こんな人里がある。
思いつきでプチ探検が楽しめるのは愉快でした。

カヌーに試乗してみたり、山岳小説に没頭してしまったり。
そもそもアウトドア志向のダンナに、自称都会派のワタシが洗脳されつつあるのでしょうか。



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2008年5月8日木曜日

ゴールデンウィーク:高山




ゴールデンウィーク二日目の続き

白川郷から高山に移動。
2時過ぎに白川郷を出て、3時過ぎに到着。

実は穂高に行きたかったのだけども、さすがに時間がない。
我が家ではナゼか山岳小説が流行っているので行ってみたかったのに。

■意外に苦労しない駐車場
もちろん観光地だから、市街地の道路は人と車で混雑しています。
どうせブラブラ歩くんだから、と選ばなければ意外と駐車場にひょいと入れます。

■なにわともあれ「さんまち」
やっぱり、当たり前に人が多い!
ダンナいわく、雪の時期に来たら、たいそう風情があるそうです。

棒に刺した冷凍したみかん 、とっても暑い日だったので、とてもおいしくいただけました。
でも、さんまちって「食べ歩き禁止」らしいです・・・

工芸品、人力車、獅子舞、酒蔵・・・
とても風情のいい町でした。

夫婦そろって、お酒を飲めないのですが、お酒好きにはたまらんのでしょうねえ!

■飛騨牛のにぎり、二貫500円なり
口の中でトロリと溶けて、あっという間に無くなってしまいました。
お?、お皿がわりのおせんべいが、おいしいぞぉ・・・

2008年5月7日水曜日

ゴールデンウィーク二日目:白川郷


■羽咋市から白川郷へ
ゴールデンウィーク二日目は、羽咋市からズズンと南下して白川郷を目指しました。
ダンナが事前に白川周辺の渋滞情報を調べていたので、我が家では珍しく早めに宿を出発しました。
8時前くらいでしょうか?

石川県羽咋市から富山県小矢部市をつなぐ国道471号線は、山間部の集落を縫う気持ちの良い道。
ときおり、枝振りの良い桜や、かわいらしい民家などを、景色として楽しむことが出来ます。
(スピードが出せるという気持ちよさでは無く、山間部をかほく市経由で迂回した方が早いかもしれません)

東海北陸道に乗って羽咋市から2時間ほどで白川郷ICに到着。
10時頃です。

■混んでます!
すでにむっちゃくちゃ混んでます!
ベストな駐車場は満車で、シャトルバスでピストン送迎してくれる駐車場へ・・・
すぐに気がついたけれども、これはマシなほう。
その駐車場も、私たちが滑り込みセーフで、たぶんそれ以後に到着した人たちは、エライめにあってるんじゃないでしょうか?

さすが世界遺産・・・

■白川郷(白川郷)
白川郷は合掌造りに代表する独特の景観を残す秘境です。
おとぎ話のような藁葺き屋根がかわいいですが、近くで見ると圧倒的な迫力です。
ダンナはおもむろに立ち止まって、写真を撮っています。

かなり観光地化されていて、どのお店も似たり寄ったりです。
・そば
・五平餅
・さるぼぼ
・木彫り・民芸品
・編みかご・・・

山葡萄、くるみの編みかご!
安いです!
むむむ・・・・

集落を一望できる城跡展望台をエンヤコラとのぼり、
荻町に戻って蕎麦を食べました。

白川郷では、濃厚な生活感を感じました。
合掌造りは人が住まないと傷むそうで、観光向けに公開している古民家にも、住居スペースがあるのです。

2008年5月6日火曜日

トライ アンド キャリー(モンベルのイベント)

我が家ではもうすっかり行事となっている、モンベルのイベント「トライ アンド キャリー」。
今年も行ってまいりました!

■千里浜で海を見ながら
途中、千里浜・なぎさドライブウェイに面したお店でホタテとイカ焼を堪能!
去年そのウマさに感動したお店に再びお邪魔しました。
お店(海の家?)はなんと11月まで営業していて、強風で営業できない日もあるとか。

■モンベル:トライ アンド キャリー
そもそも「トライ アンド キャリー」はアウトドア製品を試して、良かったら買って帰る・・・という見本市のようなイベントなんですが、なんだかすっかり(我が家的には)アウトドア体験目的に参加していたりします。

子供から大人まで楽しめる体験型教室・イベントがいくつも開催されていて、それこそ何に参加しようか迷ってしまいます。

毎年必ず参加しているカヤック体験は、今年も参加。
(というか、カヤック買えよって?)
海は穏やかで、のんびりカヤックに揺られて堪能することが出来ました。
ちなみに、おととしは沈(チン:転覆)、去年は荒波でビクビクでした。
シーカヤックとフェルト、プラスチックの三艇に乗りました。

■食事の後は、「シェルパ斉藤のバックパック教室」。
シェルパ斉藤さんは、シンプルなアウトドア、旅行、ライフスタイルの達人で、雑誌などで執筆されています。
バックパックというのは、リュックサックののことで、つまりリュックサックひとつで旅行するスタイルを指します。
リュックサックに入る道具の中で工夫する。それを楽しむというスタイルは、今地球にある色々な問題を解決できるハズ。
そう言いながらも、かっこいい道具にはしゃぐガキ大将っぽさが素敵でした。

■夕方は「宗次郎のオカリナコンサート
一気に冷え込むので、フリースを着込みます。
一昨年、去年の体育館でのコンサートもフインキ満点でしたが、野外に空を仰ぎながら聞くオカリナの音色も格別です。

そして、気合十分の「じゃんけん大会」と「抽選会」です。
一等はなんとカヤックでしたが、我が家は三年連続収穫ナシです。

■民宿「清水」
イベント会場から車で5分程。
最近改築したのでしょうか?とても綺麗で清潔感のある民宿です。
羽咋の民宿のお食事は、お魚がとても美味しい。
清水さんのお食事もとっても美味しかったです。

漫画がけっこう置いてあって、読み出すと寝不足になったりするので、要注意です!




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