2011年9月11日日曜日

スイス・ハイキング旅行 : グリンデルワルト 1日目


2011年8月末~9月頭にかけてスイス旅行に行ってきました。ここ何年かキャンプや山歩きに夢中になっていたので、ならばスイスでしょう!ということに。
こういうコトは思いついたら早いほうがいい。

飛行機と宿泊、列車のチケット、あとはご自由に・・・というツアーを予約。
チューリッヒ > グリンデルワルト > ツェルマット > ジュネーブ ... という行程です。

関空を出発して、ドバイ経由、チューリッヒに到着して市街観光、宿泊・・・
それらもなかなか魅力的で楽しかったのですが、ハイキングを中心にレポートします。

グリンデルワルト (グリンデルヴァルト : Grindelwald ) 1日目
グリンデルワルトはスイス、ベルン州、インターラーケン区の村。
世界遺産のユングフラウ(4158m)など、ハイキングやスキーの拠点として人気です。

到着すると、岩肌に囲まれたU字谷のなかに牧草地を作ったような、箱庭のような可愛らしい集落!
とりあえずホテルにチェックインして、「日本語観光案内所」で情報収集。

右も左も分からないので、はりきって歩き回る前にどんな様子かアドバイスを聞く。
天気はどうなのか?、寒いのか?
ハイキングコースのガイドマップは?

メンリッヒェン(Mannlichen)~クライネ・シャイデック(Kl.Scheidegg)~アルピグレン(Alpiglen)
もう11時になっていたので、手軽に楽しめそうなコースを歩く事に...


グリンデルワルト~メンリヒェン
まずヨーロッパ最長のゴンドラ、メンリッヒェンバーン(Mannlichenbahn:GGM)で一気にメンリッヒェン(2239m)まで移動。

BOBグリンデルワルト駅から小道を15分程歩くと山麓駅に到着。
(登山鉄道BOBに乗ってもいいけど、歩いたほうが楽しい。)
ゴンドラはぐんぐん登って、山頂までは30分ぐらいです。

メンリッヒェン (Mannlichen:2343m)
山頂駅付近は、すっかり雪景色! 寒い!

あいにく雲も出てきました。
あわてて、フリースとカッパを羽織りました。
麓では日差しが強くて暑かったのにびっくり!

山頂駅からメンリッヒェン山頂までは片道10分くらいかな?
せっかくだから登ってみたけれども、雲で景色はイマイチ。
それでも、時折雲の合間から見せるユングフラウ、メンヒ、アイガー等の山々は壮大でした。
途中ベンチで昼食をとって休憩。

メンリヒェン~クライネ・シャイデック
クライネ・シャイデックへはなだらかな下り。
とてもキレイに整備されていて、とても歩きやすい。

スイスのハイキング事情をまったく知らないので、実際に歩いてみるまで少し不安でした。
もちろん、ガイド本やホームページでコースを調べて計画はしてたんだけど。
行ったこともない場所を何キロ何時間といわれても、なんだかピンとこない。

「初心者向けコース、ファミリーでも歩ける。2時間ほどだが、3時間ほどみておきたい」
そんなこと言われても、自分が初心者かどうかなんてわからないもの。

実際に歩いてみると、とても綺麗に整備されていて、固めの底のトレッキングシューズで充分。
コースを示す標識も分かりやすく、目的地の地名さえ分かっていれば大丈夫。
難しい場所やガレ場もほとんど無いので、ガイドに載っている予想時間から大きく外れることもないみたい。

時々牛が逃げないようにしているゲートを通って、なだらかに下りていく。
ちょっと天気がイマイチだけど、ハイカー(私たちからすれば外国人)とすれ違う。
「グーテンダーク」なのか「ボンジュール」なのか「ハロー」なのか、挨拶に毎回迷う。

クライネ・シャイデックの直前にアイガーが望める展望台(カフェ?)がありました。

クライネ・シャイデック駅 (Kl.Scheidegg:2061m)
クライネ・シャイデック(小さな峠)駅はヴァンゲンアルプ鉄道(WAB)とユングフラウ鉄道(JB)が交わる乗り換え駅。ちょっと賑わっている。

映画「アイガー北壁」、新田次郎「アイガー北壁」の舞台となったホテルがあって、まじかにアイガーが迫っている・・・はずなんだけど、あいにくの雲でイマイチ・・・。

ゆっくり休憩することもできるけど、トイレを済まして出発。
山麓のアルピグレン(Alpiglen)を目指します。

クライネ・シャイデック~アルピグレン
クライネ・シャイデックを出発すると、いくぶん下り勾配が強くなってきます。
だんだん暖かくなってきて、牧草地の緑の色も濃くなって、
スイスっぽい小屋も点在してます。

曇っていなければ、アイガー北壁を眺めながら下れる壮観なコースなのだけど、今日は残念ながら中腹までしか見えない。
けれども、その覗き見える裾のスケールから頂上を想像してみると、その巨大さがうかがい知れる。

途中、牛が道端の牧草を食べるところに出くわす。
ホルスタインではなく、ジャージー牛(茶色で顔が面長)は愛嬌があってかわいい。
でも、だんだん道端のウンチも増えてくるので要注意。

アルピグレン駅:(1616m)
アルピグレン駅に近づいてくると、まれに小型自動車とすれ違うことも。
線路を横断すると、もう駅はすぐそこ。
ここからさらに下の駅を目指すこともできる。
あまり良さそうではないし、明日もそこそこ歩くのでここで徒歩は終了!

クライネ・シャイデック駅もアルピグレン駅も、山岳列車の駅なのにトイレがキレイ!!
しかもお湯が出る!さすがホスピタリティの国だ。

はじめてのスイスハイキングは、拍子抜けに快適だった。
標識も明快で、ハイカーも多く、迷う要素がない。
絵地図ではスケールが大きく見えるけど、どのコースも観光向けのコンパクトさです。

今回歩いた、メンリッヒェン~クライネ・シャイデック~アルピグレンのコースは、
アイガーを眺めながら、グリンデルワルトの牧歌的な風景も楽しめました。


より大きな地図で Grindelwald Grund GGM を表示

2011年6月7日火曜日

かごの展示があります





6月16日~30日まで大阪産経学園にて
(大阪府大阪市北区芝田1-1-4阪急ターミナルビル7階)

「籐とかずら工芸」教室の作品が展示されます。


籐といったら「かご!」と思っている方が多いと思いますが、
鏡、トレイ、果物野菜、帽子などなど素敵な作品があります。

私たち生徒の作品のほかに、
尾上みちこ先生の作品も展示販売されているので
興味のある方は是非ご覧下さい。


7月8月に一日体験講習が行われます。
一日講習では、写真の「手つきかご」を作ります
7月第1火曜13:00 ~ 16:00
8月第1火曜13:00 ~ 16:00
料金は¥2940(材料費込み)です。
出来上がったとき、「私にも作れるんだ!!」ってすごく感動します。
興味のある方は体験してみてください。

Posted by Picasa

2011年5月9日月曜日

キャンプは中止:おもわぬ美食

古座でカヌーを楽しんだ後はキャンプをする予定だったけど、
雨が強くなってきたので宿を探すことにしました。

しとしと降りだしたところならまだしも、しっかり雨が降っているのにキャンプをするのは憂鬱だもんね。
焚き火もなかなか火が起こらないだろうし、テントも乾かせないから後片付けも億劫。

でもGW真っ盛りになかなか急に宿はみつからない。
片っ端から付近の観光案内所に電話をかける。
どこも「もうどこもいっぱい」なんだけど、
「困ってるんです、どんな所でもいいんです」と粘ると
「○○町ならまだ空いているかも・・・」というヒントをくれたりして、
ついに宿を確保!

古座から30~40kmくらい北東の新宮市のビジネスホテルです。
状況からして、「光洋イン」という毛筆のロゴからして、ちょっと怖いなと想ったけど、
なんとも清潔感のある宿でした。

せっかくだから、地元の美味しいもの食べたいね、
ということで、ちょっと町を散策。

■海鮮料理:勝丸
やっぱり魚でしょう、ということで「海鮮料理:勝丸」に入りました。

お店に入ってびっくり!
なんと「イルカ」がメニューに!!
他にも「鯨の干物」なんかも!!

一同、恐怖と好奇心と食欲が織り交ざった妙な歓喜。
私は映画「グランブルー」に感動して、イルカと一緒に泳ぐツアーに参加したことがある。
あの可愛いイルカを食べるなんて!
興味津々・・・

一番のオススメは「鯨定食」。
鯨の色んな箇所の小鉢を皆で楽しめます。
(ご飯はダンナがたいらげた)

続いてイルカの刺身!
赤い肉が、なんだか哺乳類を感じさせます。
食べてみると・・・美味しい!
鯨と比べるとクセもありません。
皮と身を一緒に食べると、なお美味です。

そして、鯨の干物。
これはほぼビーフジャーキー。
だけど、独特の旨味と後味です。

アジのフライも、格別に美味しかったです。

ひとしきり満腹になって、店内を見渡すと、
鯨の髭とか、耳とか、興味深いものがいっぱい。

以前は捕鯨をしていたという店長さんに色々興味深い話を聞けた。
映画「The Cove」の舞台「太地町」はまさに古座と新宮市の間にある。

シーシェパードの連中を連れてきてイルカを食べさせて、「美味しいだろ」って説得したり、
鯨やイルカだけを保護しても、彼らの旺盛な食欲で漁場が荒れてしまう話とか・・・
「俺の仲間はまだ鯨とってんだ、シーシェパードと命がけの喧嘩なんだ!」
なんとも熱いアニキだった。

美味しいものを食べたんだけど、
なんとも複雑。

世界に非難されてまで、イルカを食べたいかと言えば、そうでもないし、
イルカを食べるという食文化が、この地方でどれだけ大事な文化なのか、
イルカや鯨だけを保護しても、環境には良くないという話も、
何がどうなのかは、ホントのところ良く分からない。

■和歌山ラーメン
ちょろっとラーメン食べたいよね。
という燃費の悪い野郎の胃袋を尊重して、閉店間際の「速水中華そば」に駆け込む。

濃厚な醤油豚骨という典型的な和歌山ラーメン。
スープはどこか野菜っぽい甘さも。
ご当地ラーメンのハシリ、和歌山の「井出商店」直系の味。


キャンプは残念だったけど、
宿も食事も大当たり。
一日の出来事とは思えないほど楽しかった。

宿に帰ると、気を失うように
ふかーく眠った。




海鮮料理 勝丸

2011年5月8日日曜日

古座でカヌー

古座に行ってきました。
以前から、遊び友達に、GWは何かしなきゃと企んでいて、じゃ、カヌー!
ということになったのです。

私達、夫婦も以前からカヌーには興味があって、いろいろ体験などでつまみ食いはしていた。
友人らは、自分のカヌーを持っていて、時々それを楽しむほどの趣味人です。

古座(町)は和歌山県の南東部に位置する町で、
古座川でのアクティビティに力を入れています。

古座のすばらしいところは、日本の川の原風景を残す古座川という素敵な川を手軽にカヌーで楽しめるところです。
駅前の古座観光協会で一人2100円からレンタルできて、
カヌータクシー」で上流まで移動できるんです。
だから、古座駅まで電車で移動、カヌーを楽しんで日帰り・・・という楽しみ方もできます。
(川下りの経験が無い人はだけでは、危ないよ)

さて、午前4時ごろ、大阪で友人と合流。
クルマで古座を目指します。
GWといえども、さすがにこの時間帯はスイスイです。

でも、和歌山の先っちょはやっぱり少し遠い。
高速道路も途中までしかない。
この「ちょっと遠い」感じが、串本や古座が媚びた観光地になっていないワケかもしれない。

途中「イノブータン建国記念祭」だとか、色々な誘惑に抵抗しつつ
無事古座駅前に到着。

観光協会でカヌーとパドル、ライフジャケット、ヘルメットをレンタルします。
なれた手つきでスタッフがタクシーにカヤックを積み上げてくれます。
タクシーの運転手さんに川の情報を聞いておきましょう。

10:30頃
定番コースは「一枚岩」からのスタートですが、私たちはさらに上流の「蔵人」からのスタートです。

濡らしたくないけど、途中で必要になるかもしれないモノを入れておく「防水バック」を購入しておきました。
雨カッパや、タオル、携帯、財布、日焼け止め、おやつ・・・等をほりこんでおけるので便利です。



川はそんなに急流ではなく、どちらかというとおだやかで、浅めです。
とても澄んでいて、川底まで見えます。
最初は「沈」したらどうしよう、とかビビッてたけど、
そんなに難しくないし、先導してくれる友人についていけば危ない場所も避けてくれました。

とくに頑張って漕ぐこともなく、時々方向を変えたりしながら、
どんぶら、どんぶらと流れていきます。
のどかです。



2時間かけて、6kmを下って「一枚岩(国指定天然記念物、高さ100m・幅500mの巨大な一枚岩)」に到着。
でかい岩です。でかいんだけど、カヌーでは近すぎてわからないくらいでかいです。
そもそもこのあたりは、大昔に火山でできたカルデラ(真ん中にくぼみがある地形)だったそうで、
奇岩がおおいのはそれに由来するようです。

一枚岩を少し越えた川原で昼食です。
アルファ米のおこわご飯、フリーズドライのグリーンカレー、薫り高いコーヒーです。
なんともリッチです。
我が家のキャンプはいつもご飯の残り物をタッパに入れて温めるだけだものね。

でも、この時点で予定より結構遅れている事がわかった。
ちょっとノンビリしすぎたみたい。
下手するとレンタルカヌーの返却時間に間に合わないかもしれません。

午後からは、ちょっと頑張って漕ぎました(ダンナが)。
フェルトカヌー(布でできた組み立て式)を一人で漕いでる友人K君はちょっと辛そうです。

一箇所、カヌーを降りて急流を避ける箇所「沈下橋」がありました。

河口付近の最後の直線。
カヌーの返却時間は16:30で、あと30分くらいで漕ぎ抜けなくてはいけません。

消防士で、バカみたいな体力を誇るG夫婦が息のあったパドリングでガツガツ先行。
かたや、色白メタボデザイナーのダンナも奮闘。
なんとか時間までに到着することができました。

K君は体力を使い果たし(古座までの運転もしたからね)、
まぁ、自分のカヌーだから途中からマイペースモードになって、ちょっと遅れて到着。

雨もだんだん強くなってきて、なんだかサバイバルだったけど、
カヌーの楽しさを存分に堪能できました。

景色ものどかだし、所々に奇岩があって、見所も多い。
川辺はボランティアが清掃を頑張ってくれていて、川を大事に想っている様子がよくわかる。
なにより、カヌーやキャンプに理解があって、フィールドを提供してくれているのがすごい。

また訪れたいとおもったパラダイスです。



より大きな地図で 古座でカヌー1:一枚岩まで を表示


より大きな地図で 古座でカヌー2:一枚岩から を表示

2011年4月28日木曜日

東京①


お花の生けこみのお手伝いで
東京に行って来ました。




美味しいものをたくさん食べたので紹介します。


日本橋・うなぎ屋
大江戸

器いっぱいに、おいしくて、大きくて、ふわふわのうなぎが入っています。


有楽町・タイ料理
『ザ・サイアム』

ランチバイキングの種類が少なかったのが残念!
4月に閉店したみたいです。




プランタン銀座
サロン・ド・テ・アンジェリーナ


モンブランが絶品!オリジナルはとっても大き過ぎて注文するのを躊躇してしまうけど、
日本サイズ(オリジナルの半分)で美味しくいただけます。


東銀座・西安料理
刀削麺園

マーラー刀削麺をいただきました。
麺は細長いすいとんみたいな感じ、真っ赤な汁だったので
覚悟してましたが、思ったほど辛くなく、山椒などの香辛料が入っていて、
癖になる味、食感でした。
刀削麺以外のメニュー、何を食べても美味しかったです。
マーラー刀削麺マー

銀座・天ぷら
阿部

ランチメニューのかき揚げ丼をいただきました。
カリッとした衣でおおわれた半生たまご天ぷらが美味しかったです。


銀座・スペイン料理
銀座エスペロ

パエジャ(パエリア)が絶品!
今まで食べていたのはパエリアだったの?!思ってしまうぐらいココのはおいしかったです。


銀座三越
長徳

春のグルメフェアーより蛤のおうどんをいただきました。
東京のうどんだしは真っ黒!と聞いていましたが、
関西と同じでした。

銀座
銀座寿司処まる伊総本店

銀座のお寿司屋さん、それもカウンターで、
しかしココはとてもリーズナブルなんです。
関西に負けないたこ焼き(蛸の吸盤を串刺しにして炙ったもの)や、
御造りの盛り合わせなど、お寿司も美味しく、
単品も美味くいただきました。


学芸大学・ダイニング&カフェ
kiokuh

古いホテルをリノベートしてできた「CLASKA」
中にはホテル、ギャラリー、雑貨屋、カフェなどがあり、
外観は少し懐かしいい感じの建物です。
一階にあるカフェでランチをいただきました。
その後、目黒通りにある家具屋めぐりをしました。
(目黒通りにはダンナの行きたがっていた、寄生虫博物館もありました。)



代官山・イタリアン
EATALY

イタリアの食材のスーパーマーケットの中に
イートーインコーナーがあり、そこで本格的な窯焼ピザがいただけ、
他にもパスタ、チーズ、生ハムなどのメニューもあります。

生ハムサラダとバジル、トマト、モッツアレラのピザを注文。
二人では食べきれないほどのボリュームがありました。
気軽に、美味しい、本格的なピザと生ハムが食べれました。


南青山・カフェ
ニコライ バーグマン

デンマークのフラワーアーティストのブティック(お花屋さんのことね)
の中にオーガニックフードのカフェが併設されています。
建物の内装は無機質な感じですが、グリーンやお花があるので、
サンドイッチとコーヒーをステキな空間でいただけました。


ココまでは第一弾、写真を全く撮らなかったのですが、
どれも、これも、とても美味しかったです。

Posted by Picasa

2011年1月17日月曜日

カルトナージュ



カルトナージュに夢中です。

佐藤ちひろさんの本 『ちいさな刺しゅうの箱』に載っている裁縫箱にチャレンジしてみました。

この本は眺めるための本と思っていたのに、手を出してしまいました。

無茶なのは分かっているけど「要らないものを作るより、欲しいものを作りたい!」



最初の難関は、厚さ2㎜の紙を切口をキレイに、ライン通りに切る事。
力を入れすぎてるのでしょうか、2㎜の厚が肩にキマス。

箱を組み立て、布を貼って、
勝手に完璧な出来上がりを想像し、「カワイイ~」の連発。
途中、旦那に何度も感想を求めたのでちょっと迷惑がってたかも...

カルトナージュの本によって少しづつ作り方が違うみたい。

ロバの刺繍もつけて、外箱の出来上がり。


後は、中に入れ込むトレイを作ったら出来上がり。

確かに難しかったけど、楽しく作ることができました。

2011年1月14日金曜日

ウィキッド:Wicked を観に行きました

「オズの魔法使い」のサブストーリーをアレンジしてミュージカル化した作品。

ブロードウェイで大成功したものを、劇団四季が日本語で公演、もうすぐ(2月に)千秋楽。

肌の色が緑色であることから、虐げられてきたエルフォバと、いつも人気者のグリンダ。
二人は歪みあうが、やがて絆を深めていきます。
二人はそれぞれの信念によって進む道を分かちますが、お互いの絆は永遠だった。
男性を巡って三角関係や、偽り、犠牲、おもいやり。

前半は学生生活からエルファバの決起まで。
華やかで、第一幕最後の歌は最高。
エルファバがブレイクスルーする瞬間の爆発力を感じる爽快な歌だった。

後半は、「オズの魔法使い」の伏線など面白い内容はあるけど、基本的には下り坂な内容。
エルファバはたった一人の友人にからさえ隠れて生きていく。

Wicked が人種差別や湾岸戦争を背景にしたミュージカルだということを思うと、見えてくるテーマもあるかもしれない。

全体的なテーマは、友情と信念かな?
とにかくエルファバの信念を貫く強さが感動的で、グリンダの軽さがそれを際立たせている。
離れていても、二度と会えなくとも、お互いをおもいやるというエンディングが、切なすぎる。

やっぱり劇団四季。
特に主役のエルファバの役者さんは、声量もすごいし、歌い方も声楽っぽくなくてすごくカッコ良かった。
さすがだなぁ…
Published with Blogger-droid v1.6.5

2011年1月12日水曜日

道場の百丈岩へハイキング



先週は六甲山にハイキングにいったいところだけど、今度は「道場の百丈岩」にいってきました。

友人が「面白い!」と言っていたのを思い出して、調べてみるとお手軽コースっぽいので。

道場はJR福知山線の駅で、宝塚と三田の間にあります。
お隣の武田尾駅付近ではメジャーな廃線跡コースもあります。

道場駅がスタートとゴールになるので、電車でアクセスするのが良いですが、駅前には1日500円の駐車場もあります。

我が家からは車でサクッと行ける場所で、帰りに寄り道したかったので、車で乗り付けました。

その道ですが、宝塚からのアプローチは結構細い道でした。宝塚からカートランドを横に北上する道は大丈夫ですが、希望の家の分岐を左折して、川下川ダム脇を抜けるあたりは、なかかなかの秘境道です。新名神の工事中でもあって、路面も結構泥だらけでした。

混雑がなければ、三田から回ったほうが快適で速いかもしれませんね。

さて、道場駅はのどかな無人駅。
駅前に商店が一軒、少し南西に食堂があるくらいです。
ロータリー横に紙なしトイレがあります。

駅前の道沿いに進んで橋をわたると、すっかり田園風景。
谷に向かって進んでいきます。

少しいくと、新名神の工事でコースが一部閉鎖されているという標識が。
素直に従って、民家の裏を登っていきます。

積雪があるかなぁ、と思っていたけど、ふかふかの落ち葉の絨毯でした。
キツくもなく、だるくもない、ちょうどいい登りでした。そして、飽きる前に尾根道に出る事ができます。

尾根近辺はシダが多いジュラシック風。
いつの間にか岩中心の地面になってる。

尾根には分岐があって、百丈岩とは反対の方角には溜め池もあります。一応行ってみましたが、なんだかうら寂しいフインキでした。
工事でコースが閉鎖されていなければ、バリエーションになるのだけど、現在は袋小路。

百丈岩付近の三角点に到着。
昼食にちょうどいい感じ!

それにしても、すごい崖。
ダンナは高さにフラフラしてて、かなりびびってました。

昼食は鍋焼きうどんとおにぎり。
食後にコーヒー。

真冬のせいか、だーれもいないので、ゆっくりできました。
暖かい季節にきたら、クライミングをする人を見物できて、それはそれで楽しいのかも。


三角点からすこし下ると、本格的に「百丈岩」がお目見えします。
すごい高さがある岩肌です。
ちょっとしたハイクで、これほどの景観が見れる事はちょっとしたビックリです。

百丈岩から売店までの下りは鎖場が連続した急勾配。浮石が少ないので、難しくはないです。

道にまで降りて谷に向かって進むと、百丈岩を真下から見上げる事ができます。

売店付近にはトイレがあります。

売店にはオフシーズンだからか、あまり商品は並んでいなかったけど、中でなんとイノシシを解体していました。

売店からの帰りは、しっかり舗装された道路だけど、田園風景が気持ちいい。

かわいいツリーハウスもあったけど、なんだか会員制の施設みたい。

歩き終わってみると、やっぱり売店側から登ったほうがいいコースかな?
百丈岩直下の岩場の登りはきっと下りより楽しいでしょう。
でも、初めてなら、逆回りでいきなり現れる百丈岩もドラマチックで捨てがたいなぁ。

道場の付近には千刈ダム周辺コースもあります。
六甲山はアクセスもよく、バリエーションに富んだ楽しい山だけど、いかんせん人が多い。
道場近辺は、面白い割りにまだ六甲山ほどメジャーでもない印象です。
長いコースをとりにくいかも知れないけれど、お手軽で満足感がありました。

また、ちょいと出掛けたい時に歩いてみたいです。

Published with Blogger-droid v1.6.5

2011年1月4日火曜日

ハイキング:芦屋から六甲山を越えて有馬温泉へ

久しぶりにハイキングに行ってきました。
最近は色々あって、家から出かける事も少なくなってましたが...

新年、明けましておめでとう!
そんなカンジで、六甲山にお出かけです。

そこそこ寒いはずだけど、歩いている間は暑いぐらいだし、長い停滞もしないつもりなので(去年はポンポン山で日の出を待って、とても寒かった。)わりと着るものは少なめに。

10時くらいに芦屋駅に到着。
全行程で5時間、休憩入れて6時間くらいだとして、夕方4時くらいに有馬温泉に到着する計画です。
本当は日暮れに充分な余裕を持った計画にしたいトコロで、3時くらいには到着するようにするべきなんでしょうね。

芦屋駅から高座の滝
芦屋の高級住宅地を、デカイ家だな、バブルな家だな、とか品評しながら坂を登る。
砂防ダムを横目に滝に到着。
舗装はここまで。トイレも六甲頂上までないので、ここで済ましておく。

滝から風吹岩までは、コースのバリエーションが豊富です。
今回は有馬温泉まで歩きぬくのが目的なので、一番楽(だと思う)でメジャーな尾根コースを行きます。
尾根のコースでは時々、奇岩や景色を楽しめる。高圧電線の鉄塔までくると風吹岩までもう少しです。
風吹岩は六甲山のハイキングコースの交差点じゃないかな?
芦屋という街から一気に登った高さを体感できて、瀬戸内海まで見通せます。
休憩にもってこいだけど、体が冷えきらない程度に。

横池、カントリークラブを経て、雨ヵ峠
風吹岩から雨ヵ峠までは楽チンで風景が色々変わって楽しい。

横池に寄り道すると、結構しっかりと凍っていた。

ゴルフ場を抜けると、水場があります。
雨ヵ峠でお湯を沸かすなら、ここで補給。
でも、水が出ないときもある様子なので注意。

雨ヵ峠に到着。
ここは東お多福山のふもとで、本庄橋への道との交差点でもある。
あずまややベンチがあって、昼食にもってこい。(シーズンには結構人で賑わう)
ここまで来ると結構積雪してます。

昼御飯は、アルファ米の五目ご飯、インスタントラーメン。
アルファ米、初めて食べたんだけど、さっぱりした味付けで美味しい。でも、20分って結構時間かかるのね。

本庄橋、七曲り、六甲山頂。
本庄橋を横目に過ぎて七曲。
七曲は一気に六甲最高峰まで登る道。
結構足も疲れてきて、結構しんどい!

七曲は、たぶん七回折り返す事もに由来するんだと思うけど、数えてみると、尾根側と谷側の入れ替わりが七回っぽいなぁ。

山頂にほど近い一軒茶屋。
辺りはすっかり雪景色です。

道路を越えて、六甲山山頂を目指します。
なんてことない坂なんだけど、雪でツルツルでおっかない!
ストックがあったから大丈夫だったけど、アイゼンを持ってこなかったのを後悔。

六甲山山頂はかなり殺風景。
アンテナ塔が不粋。
でも、今まで登ってきた北摂山々が見渡せる景色は流石の六甲山。

さて、いよいよ下り。
住吉道(魚屋道:トトヤ)を下って有馬温泉を目指します。

有馬側は北斜面。
雪でが積もって、しかも結構ハイカーも多いのでカチカチのツルツル。
この時期にアイゼンが無いってのは、無謀だったね。
登山靴でだめだったら諦めてロープウェイで降りていたと思う。

それでも、有馬温泉まで楽しく下れた。
危なっかしさで緊張しながら下れたからかな?
それに、雪の山道は本当に綺麗。

有馬温泉には虫地獄・鳥地獄わきに出る。
なんだか山装束のハイカーには似つかわしくない旅館街ではあるんだけど、酒饅頭を食べて、足湯につかって、今日の行程を振り返るというのは、最高の贅沢かもしれない。

有馬温泉からの帰りは、いくつも交通手段があるので心配ない。
バスで芦屋にも大阪にも出れるし、神戸電鉄で神戸や三田にも出れる。
結構便数も多いけれど、最終の時刻だけは確認しておかなくちゃね。

六甲山は街に程近く、コースのバリエーションも豊富で飽きない。
途中でしんどくなってもエスケープコースも選択しやすい。
でも、それだけに迷いやすい場所も多いかもしれない。

しっかり地図を確認しておかなくちゃね。


より大きな地図で 芦屋川から有馬温泉 を表示