2010年1月17日日曜日

東海自然歩道:原~善峰寺

さて、すっかり冷え込むようになってきてから出不精気味でしたが、東海自然歩道の再開です。
原からはついにポンポン山(678.7m:高槻市の最高峰)に突入!


地元の方は遠足だとか、初日の出だとかで馴染み深い山で、コースのバリエーションも豊富で関西のハイカーに人気のある山なのです。

でも、いつもコースの計画をしているダンナにはあまり土地勘が無く、そこそこ体力も使いそうなので躊躇じていた山なのです。
今回は、私が「初日の出を見たい」と言ったのをうけて、ポンポン山で初日の出を拝むことにしました。

2009年大晦日。
ダウンタウンの特番、紅白、格闘技は我慢して、8時に就寝。

2010年、新年。
午前3時に起床。
JR高槻駅の駅前の駐車場に車を駐車して、タクシーで上の口に到着。

そもそも、ポンポン山は周囲に神社仏閣も点在し、初日の出目当てのハイカーの多い山。
バス停には「歩こう会」の団体が集合していた。
集団に挟まれてしまうとペースが辛くなるので、そそくさと出発した。

■原~神峯山寺 3:50~
郊外の田園にある舗装路を歩く。
正直、冬の夜中に見知らぬ山に入るのは初めてで、少しおっかない。

確かに寒いけど、歩き出して体が暖まると平気になってくる。

あっというまに神峯山寺に到着するが、ウチは喪中なので通過。

■神峯山寺~本山時
本山寺まで、ダラダラとアスファルトの登りが続いて退屈だけど、効率よく距離と高さを稼げる。
そもそも真っ暗なので、景色はわからない。
ヘッドライトを頼りにコツコツと歩くだけ。

途中、「去年360回本山寺まで往復した」という老人にブチ抜かれた。
恐れいった。

少し休憩して、焚き火で暖をとった。
本山寺では甘酒が振舞われるとか。でも、ウチは喪中なので出発。

■本山時~ポンポン山山頂 5:30~6:45
本山寺から、ようやく山らしい地道が現れる。
稜線を歩く楽しい道(暗くてよくは見渡せないけど)。

■ポンポン山山頂
山頂に到着!
さ、さむっ!木に温度計がかけてあったので、見てみると-8℃

30人くらいだろうか?
結構な人が日の出を待っている。皆、フードをかぶったり、地団駄を踏んで寒さをこらえている。

急いでガスストーブで「カレーうどん」と「ちゃんぽん麺」を温めた。
でも、寒すぎるのかガスストーブの火力が弱い(低温時用のガスが必要だったみたい...)。
急遽、固形燃料を使った。

空がだんだん明るくなってきて、
暗闇に慣れた目が、はじめて周囲の広さを感じる。
一日が(いや一年が)はじまるというドラマチックな演出。

でも、肝心の初日の出は時間になっても現れず。
諦めて出発しだす頃に、雲の隙間からチョイと顔を現した。

■ポンポン山山頂~善峰寺 7:50~9:30
歩き始めると、ダンナの足が痛み始めた。
ホントウは金蔵寺まで足を伸ばすつもりだったけど、急遽バス停まで近い善峰寺コースを行くことにしました。

尾根を進んで鉄塔の電線くぐった後、谷あいに下り杉谷まで地道をすすむ。
明けたばかりの谷あいは霜柱でサクサク、クリスピー!
水溜りもシャクシャクに凍っていて、カパカパと割るのが楽しい。

杉谷からはアスファルト。
善峰寺までは、すごい急勾配な下り。
ダンナはちょっと辛そう。
ゆっくり歩く。

善峰寺は西国第二十番札所。
回遊型庭園があるということで、なかなか面白そうだけど、ウチは喪中なので出発。
善峰寺からは向日町行きのバスがある。
が、冬季は運休なので注意が必要。
年賀期間は、運行していました。




後日、善峰寺から再開するが、これには公開することになる。
やはり問題なければ金蔵寺まで進み、南春日バス停まで進めたほうがよい。



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