またハイキングですか。
はい、ゴールデンウィークのイベントに参加してからというもの、ウチのダンナはやたら外に出たがります。
でも、確かに今日はとても爽やかに晴れていて、何よりダンナの誕生日だ。
遅めの朝食を食べて、昼過ぎにバイクに乗って家を出発した。
妙見山は兵庫県と大阪府に跨る660mの低山です。
頂上には「能勢妙見宮」があり、そもそも能勢電鉄も参詣用に敷設されたものとの事。
この山の近所に実家があるダンナが通っていた小学校で遠足で毎年登っていたらしく、土地勘もあるらしい。
都合よく妙見口駅の近所に見つけた駐輪場にバイクを駐輪して(一日一回200円)、山里を歩き始めた。田んぼにはたくさんのオタマジャクシが群れていた。
山道の入ると、木陰が続き、車で踏み固められた歩きやすい道が続く。
この「初谷コース」はずっと初谷川と一緒に歩く。
常にせせらぎの音が聞こえるコースなんです。
途中、砂防ダムでできた池で子供が泳いでいます。
結構道もガレてくるけど、何故だか車もチラホラ停まっています。
ダンナいわく「ここは車両進入禁止だったと思うんだけどな・・・」
途中、もう細くなった小川を飛び石伝いにわたります。
頂上に近くなってくると、斜面もきつくなってきます。
初谷コースの良いところは、ダラダラ長いので登りに使うと疲れるかもしれないけど、ずっと水際の木陰を歩けるところ(ダンナ談)
県道に合流するまえに、休憩・遅めのお弁当。
毎度ながらコンビニ弁当なんだけれども、
外で食べると本当においしいね!
ココまでで、一時間半ほど。
ちょっと舗装された道を進むと、山頂へのわき道に入る。
実はここが一番つらかった。
突然大きな鳥居が現れて、この山が信仰の山だということを気づかせます。
軽くお寺にお参りして(妙見宮は神仏分離以前のお寺で鳥居もあるのです)
「逆だよね」といいながら参道を下ります。
初谷コースから登ると、どうしてもお寺の裏からのお参りになってしまうのです。
どうやら参道のお店は3時頃に店じまいの様子で、一軒しか開いていませんでした。
この地方、地場で生産している「桜川サイダー」をいただきました。
昔ながらの懐かしい味、というフレコミ。
サイダーの味を懐かしがる年代ではないのだけれども、雑味のないシンプルなサイダーの味で、程よいエグ味も後味もすっきり。
おいしいです。
さぁ下りです。
一気に下れる「新滝道コース」、眺望のいい「尾根コース」、リフト・ケーブルを乗り継ぐ「らくちんコース」が候補です。
リフトに乗ってみたいということで、らくちんコースを下ることにしました。
頂上から少し下ると、可愛らしいリフトの駅が現れる。
片道250円。
脇の道を下りてもさほどの距離ではないので、安いか高いかは微妙だろうか?
でも、乗ってみたらとても素敵なリフトだった。
リフトは、木々をすり抜け、時々遠景を覗きながら尾根を下っていきます。
足元は、何やら花を植えるのか綺麗に耕されています。
両脇にはアジサイが咲きかけています。
きっと、満開の季節はとても見ごたえがあるでしょう!
(春は菜の花、秋はコスモスがすばらしいらしいです)
到着した「水広場」は、色々施設があるようです。
ミニ鉄道「シグナス鉄道」や「クッキングセンター」・・・
でも、その時間にはもう店じまい。
飲み放題の名水「能勢の水」をいただいて、次はケーブルカーの駅を目指す。
といっても、水広場からケーブル駅はちょっとの距離。
妙見ケーブル、片道270円・・・
安かろうが、高がろうが、ケーブル山上駅からはケーブルに乗らないと下には降りれない。
直接下れる迂回路がなくて、かなり山を遡ってコースを選びなおさなきゃいけない。
切符を買って、夫婦で先頭の席を陣取る。
子供がウラヤマシがろうが、遠慮はしないのが我が家流?
麓の黒部駅から妙見口までは、農村を緩やかにくだる気持ちのいい道。
妙見山は、しっかり整備された山。
ぶらりとハイキングしても、ちょうどいい距離だし、
なにより、疲れたらリフトや、ケーブルもある。
ダンナの実家は妙見山から程近く、山遊びといったら妙見山だったらしい。
小学校の遠足も、学生時代のマウンテンバイクも、ずっと妙見山。
そういう思い出が詰まった、地元の山。
いつまでたっても、貴重な体験をプレゼントしてくれる。
大きな地図で見る
2008年6月1日日曜日
妙見山ハイキング
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿