伊吹山に登ってきました。
伊吹山は深田久弥の100名山の一つ。
スキー場のゴンドラを使えば(あるいはドライブウェイで山頂直下まで登ってしまえば)、登山初心者でも登れるとのことです。
でも、今回は1合目から徒歩で標高差1200mを登って降りる、ハードな道のりです。
子供の時に伊吹山には何度か登ったことがあり
そのときはいつも、深夜に登り始めて、ご来光を眺める・・・というものです。
でも今回は、強い日差しの日中の登山です。
登山口からスキー場のふもとの2合目までは、うっそうとした針葉樹林。
すごい湿度で、汗がダクダク流れてきます。
ダンナは「もしかしたら、一番辛かったかもしれん」。
まだスタートしたばかりじゃん!
2合目からしばらくスキーのゲレンデを登ります。
木などの遮るものがまったく無いので、バテるかもしれないと心配してたけど、幸いに日差しが弱まってくれました。
でも、3合目までは芝生で滑りそうな、そうでもないような、なんだか登りづらい道が続きます。
ダンナは「辛かったなぁ」と、
ずっと、辛そだね。
3合目に近づくと、しばらく歩きやすくなり、伊吹高原ホテル近辺に着くと、伊吹山の全貌が目の前に現れます。
すごい斜面!
よく見ると、とても高いトコロに人が小さく見えます!
どうやら我が夫婦は、本日最後尾の、のんびり登山者の様子です。
4合目あたりから、登山道は九十九折になって、一気に高さをかせぎます。
でも、意外と登りやすく、ダンナも「やっと調子がでてきた」と。
ワタシも少しガレた(岩でゴロゴロした)登りの方が得意です。
時々、アレが新幹線だ、竹島だ、コンビニだ・・・とか景色を眺めたりして、
ここが8合目か、もう少しで頂上だ、と言ってるうちに頂上に到着しました。
むは
人だかりです。
初夏の伊吹山は高山植物、お花畑が(比較的)手軽に楽しめる山で
デートスポットとしても人気があるようです。
にしても、私が小さいときに登ったときの風景とはあまりに変わっていて、なんだか拍子抜けです。
食事を食べたあと、しばし昼寝。
起きたら3時になってました。
そそくさと山上遊歩道で遠景を楽しんで、降りる事にしました。
下山が意外と大変なのは知っているのですが、特にダンナは足首を何回も骨折してるおバカさんで、いつも下山で脚が痛くなるとの事。
疲れないように、ゆっくり、ゆっくり降りていきます。
でも、ゆっくり過ぎたのか、2合目あたりですっかり夕方。
登山口に戻った頃には薄暗くなっていました。
膝はがくがくと大笑いです。
振り返ってみると(ダンナ談)、
さすが100名山、大阪から手軽に目指せるカッチョイイ山だな。とのこと。
■持ち物
・お茶+水:1人1.5(頂上で0.5l買い足し)
・カップラーメン・おにぎり・コーヒー・バナナ・スティック菓子・ゼリー
・機能下着・Tシャツ(化繊とコットン)・替靴下・帽子・サングラス
・タオル・手ぬぐい
・ライト
・携帯電話・保険証
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