依然「山岳ブーム」が続いている我が家。
最近のヒット作が漫画「岳」(作:石塚真一)。
山岳救助と山を訪れる人々の交流を描いた漫画で、「マンガ大賞2008」で大賞を受賞しています。
なんとも主人公の明るく、やさしく、おおらかで、力強いキャラクターが、私を夢中にさせます。
そして、主人公は山岳救助ボランティアの傍ら、クライミングジムのバイトもしていました。
小説でも漫画でも、山岳ネタにはシロウトには分からない専門用語がちょくちょく登場します。
ハーケン、アイゼン、ハンマー、確保・ビレイ、ユマール、トラバース、ツェルト・・・
読みすすめる程に、それを知りたくなるし、何より「登山というのはどういうコトか?」という現場を知らずして、理解が進められなくなってくるような気がする。
かといって、何の予備知識もないヘタレ夫婦は、山は目指さずにクライミングジムの体験コースに行ってきました。
この手の非日常ツアーが大好きであろう行動派友人夫婦をお誘いして、大阪府淀川区の「PUMP」におじゃました。
数店あるクライミングジムの中から、ダンナが「PUMP」を選んだ理由は、ホームページが他と比べてイカしてた(初心者コース等も良いように見えた)からなんだけれども、実際ジムに着いてみるとコテコテの下町風情で、どこかからか焼肉の臭いが漂っている・・・
恐る恐る入ってみると、いきなり圧巻の壁が現れます。
体験クライミングは3990円(初回登録料・用具レンタル料込)
まずはボダリングといって、低い壁で基礎を覚えます。
上るといっても、全部の「突起」を使って良いというわけではなく、難易度別に使って良い突起にしるしが付いているのです。
確かに難易度が低いルートはサクサク上れて爽快です。
徐々に難易度が上がってくると、インストラクターのアドバイス無しでは登れなくなってきます。
そうこうしているうちに、ダンナは握力が無くなって、壁にしがみついたままバンビのようにプルプルしています。
クライミングは、自分の身体をつかったパズルのようです。
そして、まちがいなく全身の筋肉を使います。
ルートをクリアできれば、達成感がすばらしいし、
体力が無くてデキナイなりにも、とっても面白い。
なにより未体験者にとって「PUMP」のムードもなごやか。
2008年8月4日月曜日
クライミングジムに行ってみた
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1 コメント:
こんにちは。それはそれはご無沙汰しています。
「岳」にはまった仲間がこんなに近くにいるとは!!
うちも数年前から富士登山にはじまり、山登りとキャンプに夢中になってきた頃に「岳」に出会い、「岳」にはまり、ついに去年から飼い始めたわんこにも「岳」と名づけてしまう「岳バカ」です。
一昨年は富士山と大山、去年は富士山と六甲をあちこちからチャレンジし、キャンプは一昨年から少しずつSNOWPEAKコレクションをしています。小豆島のキャンプがなかなかGOODでした。
やはりうちの旦那とまゆみさんの旦那様は似た匂いの持ち主なのですね。
連絡も取り合っていませんが、同じものにはまり、共感するものとして、これからぜひ一緒に遊びましょう。
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