展示物で興味深かったのは才田春光さんの「ピールアート」。私はこのピールアートというものを全く知りませんでしたが、果物などの皮に切り込みを入れて乾燥させて、模様を表現するというもの・・・
写真はそれに明かりを灯しています。とても幻想的でした。
常設展で・・・
上から見ると、中にいる人がプールに沈んでいるように見える作品。
「光の庭」
植物で覆われた壁なんだけど70種類もの植物で覆った作品です。
とても綺麗で、繊細でした。
これはメンテナンスも大変そうです・・・
学芸員がメンテナンスしてるのかな?
ダンナはデザインをかじっていて、いっしょに作品の解釈について話せて楽しいです。
でも、金沢21世紀美術館の常設展の近代芸術についてはちょっと勝手が違ったようです。
例えばゲルハルト・リヒターの作品を見ると、明らかに制作途上に起きた「事件」や「現象」そのものが作品だといえます。
こういう偶発的だったり、解釈を見る人に強要する作品は、必然性を旨とするデザインの観点からは解せないということでした。
そういう意味で、やっぱり「アートなんだな」ということでした。
それでも、見るだけで圧倒される芸術作品も当然ある中で、必ずしも心地の良くない芸術というのは、色々考えさせられます。
私のフラワーアレンジメントの仕事をしていますが、ダンナはデザインの観点からアドアイスしてくれるんですよ。
>>金沢21世紀美術館オフィシャルサイト
>>ピールアーティスト:才田春光
>>ゲルハルト・リヒター(Wikipedia)
>>金沢21世紀美術館の周辺地図
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